児童福祉 | 子どもたちと笑おう(^^)

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障害の有る無しに関わらず子どもを育む社会の力
障害をもって生まれたから不幸なのではなく、 障害をもった子を産んだから不幸なのではない。   障害の有る無しに関わらず子どもを育む力が、社会に足りないのだ。   <こども>を育む力を、社会にもたらしたい。     子どもが忌避される時代―なぜ子どもは生まれにくくなったのか pos...
職場での働きは「貨幣」へ、学校での働きは「点数」へ、という無機質な変換システム。
かつて人の生活は、働いた結果が目に見えて、手に触れる成果物として、お腹を膨らませて、自分の生活を豊かにしていました。 しかし、現代では働いた結果は「貨幣」として評価されます。 それをまた、欲しいものへと交換します。   欲しいものは自分で目の前に作り出すのではなく、いったん貨幣を手に入れて、貨幣を媒介にして、...
こども家庭ソーシャルワーカー店長のやってる、子連れカフェ
僕は、子連れ家族向けのカフェを経営したいと思っています。 子供が過ごしやすく、親がゆったりできる空間は、素敵だなと思います。   それは大前提としてあるのですが、でも社会福祉士としてのアイディンティティも失いたくないんですよね。 こども家庭福祉にはアンテナを張り、情報収集や分析などは発信していきたいです。いろ...
福祉制度を利用した理想的な事業所としては、やはり富山型デイサービスが最高か
自分がもし福祉事業所を立ち上げるとしたら、児童・障害・高齢者など、一つの分野だけに限るということはしたくないんですよね。 さらには、制度に乗りにくい、貧困や引きこもりや非行なども視野に入れておきたい。   ということは、やはり制度を超えたというか、制度を併せた運用が可能な「富山型デイサービス」という運営形態が...
不登校の子に、ビデオチャットを利用してみたらどうか
「人と関わるのが苦手で、友達とあまりうまくいってなくて、でも本当は勉強が好きだし先生とは会いたい。できれば、学校も行きたい。」   そう思いながら、不登校に苦しんでいる子供はけっこういると思います。   もし、こういう子のためにIT機器を生かすとしたらどういうことができるでしょう。   &...
起業して、「どのような状態の人であっても、その人の強みを最大限発揮できる社会」をつくりたい
「将来、どうしたいの?」 と問われても、漠然とした言葉のイメージしか持てません。     そのイメージを言葉にしてみると、   「どのような状態の人であっても、その人の強みを最大限発揮できる社会をつくりたい」   ということになります。   「どのような状態の人であって...
子どもが世慣れてこその成人ですし、社会の構成員です。
とある研修で、「こどもとは?」の定義を紹介されました。 講師は、広辞苑から引用し、 まだ幼く世慣れてないこと と、紹介していました。   これは、なかなか言い得て妙だな、と思います。   「世に慣れる」とは、「身の回りの世界にだんだん馴染んでいく」ということだと思います。 馴染んでいくとは、身の回り...
障害児を対象とした「放課後等デイサービス」は、もともと多種多様な内容が求められる素地がある
放課後等デイサービスとは、障害を持った子どもを対象に、放課後の居場所や療育を提供する福祉サービスです。 平成24年から始まりました。 それ以降、かなりの勢いで事業所が増えているそうです。   かなりの勢いで増えているということは、潜在的にニーズがたくさんあり、事業として比較的採算が合いやすい部門であり、いろん...
青少年の居場所づくりは、多世代で多職種なまちづくりを目指す
  「若者がコンビニにたむろして・・・」 「中学生なのに、学校も行かずひきこもって・・・」   子どもや若者を批判することは、簡単です。 リスクも少ない。     じゃあ、行き場のない子たちに、居場所を保障してあげるのは、大人の役割じゃないのか。 「保障してあげる」なんてまた上か...
子どものお迎えにいって、じわじわくる好きなものを実感し、再確認する
  長男(4歳)は、幼稚園に。 次男(2歳)は、保育園に、預けています。     お迎えの楽しみ   夕方、幼稚園・保育園に迎えに行くのは、基本的にかみさんです。 でもたまに、僕も迎えに行きます。   迎えに行くのは、けっこう楽しみなんですよね。 なんでかっていうと、自...
内なる声を聴くと、他人との比較が意味なくなってくる
自分が本当にやりたい仕事って、なんだろうか。 岡部明美さんによる、ファミリー・コンステレーションを目の前で拝見してから、自分の内なる声がぐいぐいと聞こえてきます。     僕のやりたい仕事   僕は、赤ちゃんとか、小中学生とか、障害者とか、お年寄りとか、そういうのを関係なく、ぐちゃぐちゃに...
共同作業が織りなす新しいコミュニティづくり
  以前、「効率化」が、本当に事態を好転させるのだろうか、という記事を書きました。   トヨタの「効率化」の寄付は、本当に役立ったのか。ボランティア支援の難しさ | Big yesな日々をプロデュース 今回もまた、「効率性」に関することを書きたいと思います。     定常性の高い...
目的がないからこそ意味がある。居場所をどうやってつくっていこうか。
最近は、よく伴走型の福祉支援の話を聞く。 伴走者はね、必要だよ。   地縁も血縁もない環境で、だれにも頼れなかったら、生きていけないから。 これまでもこれからも、ずっと近くで走り続けてくれる人はね、必要。       その一方で、「居場所」という話がある。 人ではなく、場所だ。 ...
若者の投票の数の力
総務省が、毎年「こどもの日」(5/5)に、子どもの数を調査しています。 そこで、子どもの人口が、どんどん減っていることがまた明らかになりました。   子供の数は33年連続で減少し、過去最低の1,633万人。 統計局ホームページ/統計トピックスNo.82/全国   ってことは、若者の、投票の数ってどう...
少年法の改正に、期待される〈復讐〉と〈更生〉
少年法に改変があり、刑の上限が伸びることになったようです。 現行の少年法は18歳未満の少年が無期懲役に相当する事件を起こした場合、10~15年の有期刑に減刑できると定めているが、改正案ではこの最長年数を20年に変更。また「5年以上10年以下」などと刑期に一定の幅を持たせて科す不定期刑も、上限として設定できる最長年数を1...
ひとり親家庭に対する就業支援専門員が配置されるようなので、「福祉の視点を持って」活用されてほしいですね
ひとり親家庭に対する就業支援専門員が、福祉事務所などの相談窓口に配置されたようです。 厚生労働省は2014年度から、ひとり親家庭への支援の一環として、就職や転職の専門知識を持つ就業支援専門員を全国の福祉事務所などの相談窓口に新たに配置する。ひとり親家庭の親は、非正規雇用が多く低収入となりがちのため、経済的自立を促す。最...
〈やり・とり〉が抱えるズレという火種が発火するのは、〈やる〉ほうも〈とる〉ほうも要因があるものだ
以前、やりとりは、ズレという火種を抱えているという記事を書きました。 やりとりは、常にズレという火種を抱えている | Big yesな日々をプロデュース   この火種を発火させやすいのが、発達障害という状態です。   「発達障害という状態」という言い方になるのは、発達障害をもつ当人だけに要因があるの...
子どもが貧困のさなかで育ち、それが連鎖するのを防ぐのが福祉なのに、むしろ悪化させているとは
貧困な世帯で育つ子どもは、様々な不利をこうむり、それが一生続く。 いや、一生どころか、貧困世帯の連鎖を生みます。 それが、アメリカの研究からは言えることです。 日本では、貧困に関する公式な調査はされていないので、正確なことはなかなか言えません。 日本では、貧困は、あってはならないのでしょう。 ないものでなくてはならない...
貧困が、学校という居場所を奪うかもしれない。でも、お金があればいいというわけでもない。
貧困が、学校での居場所を奪い、全く孤立化させることもある。 「みんなができることが、自分はできない。」 「みんなと同じようにしようとすると、お金がかかる。」 周りの友達と同じことができないということは、虚しかったり、恥ずかしかったりします。 それで学校から遠のくこともあるでしょう。 あるいはもっとダイレクトに、 「学校...
何をするにも、お金のかかる世の中で、子どもの育ちが損なわれてる
何をするにも、お金のかかる世の中ですね。 一方、就労状況は厳しくなっています。 子どものいる世帯では、経済の厳しさが、子どもの育ちに必要な体験を、損なっています。 育ちが損なわれれば、就労も難しくなり、再び貧困世帯となります。 スタートから貧困状態だと、そこから上昇するのが難しくなっているのです。 現在、日本の中で、健...