自分史は、しっかりした目的を掲げつつ、目的を忘れて書く

僕は、自分史が好きです。
人生の価値観を底支えしてくれる存在です。
コーチ・コンサル・カウンセラーの
思考の中で生み出される回答より、
目の前に文字としてあり続けてくれる自分史の方が、
いつでも立ち戻れる安心感があります。
でも、自分史を書き終えるには、
けっこうなエネルギーが必要です。
続かないのです。
途中でやめてしまうのです。
だから、自分史を書き上げるには、
しっかりした目的が必要なのだと思います。
なんのために自分史を書くのか?と。
ただし、しっかりした目的が、
実は自分史を書くことを邪魔します。
自分史は、あるがままを書くことに意義があるのですが、
しっかりした目的があると、
<しっかりした目的>に、
寄っていった自分史になってしまうのです。
しっかりした目的を掲げつつ、
目的を忘れてあるがままを書く。
これが、自分史をいっそう魅力的なものにするコツだと思います。