福祉施設で働くと、どの職場でもうまく協働できるスキルが身につくし、タスク管理も上達します
僕は、福祉施設の現場で長らく働いていました。
福祉施設の現場は、常に引き継ぎの連続なので、「どのように作業を終わらせておけば、次やる人が再開しやすいか。」を常に意識していました。
けっこう細かいところまで、丁寧に書いておいたり、再開しやすい状態まで物品を整理しておいたりします。
それって、<他人と気持ち良く協働するためのスキル>なんですよね。
だから、異動し、係長となった今でも、すごく役に立っています。
ちょっとした解釈のすれ違いや、物品の不足で、トラブルは起こります。
だから、丁寧に引き継いでおくのは、協働するために大事なんですね。
施設現場で働いていて、よかったと思います。
さらに言ってしまえば、自分自身のタスクマネジメントにも役立ちます。
なぜなら、タスクの組み立ては、「明日の自分」への引き継ぎでもあるからです。
「明日の自分」は、「今ここにいる自分」と、思ったほど同じではない、という前提があります。
なにもせずに、「今ここにいる自分」が、うまく「明日の自分」へと引き継がれるわけではないんですね。
だから、「明日の自分」へ丁寧に引き継ぎをすることで、とても気持ち良く仕事がスタートできるのです。