数字に強い子は、そろばんを習わせることがいいのかどうか
うちの子(5歳)は、けっこう数字に興味が強いみたいです。
1から順番に数えていくのが好きみたいで、しょっちゅう数えています。
自分の名前を書いたら、年齢も添えて書くのが定番です。
自由帳には、絵よりも数字を書いている枚数の方が多いです。
これは、強みだと思うし、伸ばしてあげたいのですが、ではそろばんを習わせるというのは、どうなのでしょう。
そろばんスキル自体は、不要です。
その先にある、そろばんを頭の中に浮かべた上で可能になる、暗算スキルは強みとなっていくでしょう。
今後、いろいろと計算を解いていく中で、いちいち計算機を取り出さないと計算できないとか、筆算しないといけないとか、そういう状態はストレスでしょう。
だから、暗算スキルが向上すれば、それだけ計算がサクサクと進み、数字の操作が楽しくなるかと思います。
でも、気になるのは、そろばんを頭の中に浮かべて行う暗算というスタイルが、この子に合っているのかどうか、ということです。
数字に強い子の中には、独自の計算方法を用いて、あっという間に計算を終わらせる子もいます。
それは、あくまでも独自の方法だからできることでしょう。
ということは、そろばん方式を根付かせると、かえって暗算能力の妨げになるのではないか?という懸念が出てきます。
まあ、正確な数値を出すには、結局計算機を使うと思うし、そろばんを楽しめるなら、いいのかな、というところが現在の心境です。