現場では、アルバイトさんの方が、いる時間が長いよな~
福祉現場でも、多くのアルバイトさんが活躍しております。
正職員よりも、アルバイトさんの方が多い福祉現場も、珍しくはないでしょう。
僕の職場では、正社員(公務員)の方が多いですが、それでもたくさんのアルバイトさんに来ていただいています。
仕事には、正社員しかできないものがあります。
事務作業にも、直接処遇にもあります。
うちの場合、記録や関係機関とのやり取り、金銭管理は正社員ですね。
直接処遇における、短期的なプログラムもそうです。
いきおい、利用者との日常的な関わりは、アルバイトさんの方が多くなったりします。
子どもなんかだと、抱っこされるのが好きですから、いつものアルバイトさんにずっと抱っこしてもらったりします。
すると、
「あのお姉さんじゃなきゃ嫌だ!」
なんてことになって、週に数日だけくるアルバイトさんを心待ちにしてることもあります。
正社員が、事務作業や管理業務にどうしても時間を割き、直接処遇の多くをアルバイトさんが担うって、やっぱり本末転倒というか、直接処遇にこそ正社員の専門性を活かしてもらいたいな、とは思います。
会議とか、研修とかって、ほとんど正社員だけがやってるし、そこで専門性が上がっているわけです。
まあ、ヘタな「専門性」を振りかざし、利用者を苦しめてしまう例もなくはないので、ヘタな専門性がなくてもとにかく人にやさしいアルバイトさんの方が、利用者のためになることも、あったりなかったり。
結局は「本人のためになるかどうか」が大事なんであって、専門性よりも相性の問題が大きいこともあるし、いろいろですね。
だから、アルバイトさんだからダメとか、正社員だからいいとか、そういうことはないわけです。
でも、正社員の方が、いろんな仕事に適応できる能力が求められますね。
なんてのはボヤキなわけですが、 最も大事な現場において、アルバイトさんの方がいる時間が長いという事態に、「う~ん」とうなっているのでした。