鎌倉の小町通りで、「コンパクトシティって、こんな感じだろうな」と思った

先日、鎌倉に行きました。
鎌倉駅からすぐのところに、「小町通り」という商店街があるんですね。
鶴岡八幡宮への裏参道とも言われたりするにぎわいです。
この通りは、とても気に入りました。
一つ一つのお店はとても小さいのですが、それぞれがとがっているというか、「絶対、好きだからこの商売してるんだろな〜」というコンセプトで営まれているのです。
そういったお店がわんさか集まり、一大商店街を築いています。
最近、小さな商い、ナリワイで生きていこうという声が聞こえるようになりましたが、まさにこういうことなんでしょう。
また、人口減少社会において、利便性のある生活圏を形成するには、商店に集まってもらう必要があります。
散在すると、移動できずにお店まで届かない人が出てきてしまいますから、ある程度集まっていると便利なのです。
自分の好きで得意な分野でナリワイを営む。
そして、生活圏をコンパクトにまとめていく。
これから重要となるコンパクトシティの一つの姿が、ここ鎌倉小町通りにある気がします。
posted with amazlet at 15.11.08
伊藤 洋志
東京書籍
売り上げランキング: 19,535
東京書籍
売り上げランキング: 19,535