準備が整いきらなくても、実行したほうが先に進むのだ
立花岳志・大塚彩子夫妻による「ツナゲルアカデミー」の、第5講に参加してきました。
今回は、そのレポートを書きます。
理想を実現するためのスタイルには、人により違いがある
最初は、立花さんと大塚さんが代わる代わるでスピーチしてくださいました。
お二人とも、「理想を実現するための、スタイルの違い」に焦点を当てて話していました。
立花さんは、「計画を立ててから、実行する派」。
大塚さんは、「実行してから、考える派」。
僕自身は、圧倒的に「計画を立ててから、実行する派」なので、立花さんに近いです。
というか、ほとんどの人がそうだと思っていました。
でも、違うんですね。
大塚さんのようなタイプもいます。
参加者にも聞いてみましたが、「実行してから、考える派」も、きちんといるのです。
ある方は、家を買って、子供も2人目が生まれるのに、それでも退職し、起業しました。その時でさえ、辞めることが先に決まっていたそうです。
「なんとかなる」に共感。自分を信じることは大事 ツナゲルアカデミー第5講その1 | 神奈川秦野の学習塾代表が本音を語る?!
こんなにもスタイルが違うということを、驚きとともに学んだことは、けっこう深く刺さりましたね。
おかげで僕も、準備が整いきらなくてもそれほど気にせずに、実行に移しちゃえるようになりました。
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最先端は、じっちゃんばっちゃんの日常生活にあり
スペシャルゲストは、奥田浩美さんでした。
奥田さんは、日本におけるIT業界の先駆け。日本人が誰も知らないようなサービスも、紹介して活用してもらおうと奮闘されています。
そして、最先端を突っ走っているITサービスを紹介しつつも、もう一つの最先端があると言います。
それは、IT機器を使う、おじいちゃんおばあちゃんの日常生活です。
研究者は、真の利便性(利用する人の使い勝手)をないがしろにしたままで、ディテールを追求してしまうことがあるそうです。
そこで、IT機器を知る者が、じっちゃんばっちゃんの生活に、うまく機器を導入するのです。
その導入には思いもよらぬ困難があふれ、課題が多い。つまりニーズがあり、ビジネスの種があります。
だから、鹿児島県の限界集落にも足を運び、ITがどれだけ高齢者の生活を支え得るのかを実践しています。
僕もまた、IT機器を活用することにより、なんとか福祉現場をよくしよう、支えていこうという気持ちが強い者です。
先駆者たる奥田さんには感服いたしました。
さいごに
福祉×ITという世界。
準備が整いきらなくても、見切り発車したほうがいいというメッセージ。
強く影響されましたね。
僕の気持ちを、「起業したい!」にグンとまた持っていかれた回でした。