誰から、なんのために、賃金を得られるのか
賃金が発生するのは、タダでは人がやらない仕事。
そういったものは、だいたいにして、大変なものだ。
責任の生じるものだ。
だから、賃金が発生して、誰かにやってもらおうとする。
大変な仕事ほど、人はやりたがらないので、発生する賃金も多くなる。
大変な仕事じゃなければ、賃金が発生しない。
賃金をいただくのであれば、大変な仕事をするのは、当たり前なんだ。
自営業や経営者であれば、「大変な仕事をしたから、賃金をいただけた」というのがわかりやすい。
でも、月給で働く身としては、当たり前に定期収入がある。
「賃金をいただけるから、仕事をする」というように、順番が逆になる。
そこはもう一度考え直してみよう。
誰から、何のために、賃金を得られているのか。
僕の場合は、公務員なので、市民、国民のみなさまから預かった税金を、福祉の増進のために使う中で、僕という人が雇用されている。