発達障害児の療育の中では、 「社会適応を重視するあまり、個性を潰している」 という批判があります。 発達障害という概念が導入されて以降、わが国では、その障害のあらわれ方としてコミュニケーションの問題を主眼とする「社会不適応」に焦点があてられてきました。そのため当事者による「社会適応をする努力」の必要性が強調されてきたよ...
福祉 | 子どもたちと笑おう(^^)
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なぜ、保護司という活動であったり、 少年非行に対して、関心が向いてしまうのか。 それは、僕自身が、そんなにいい子ではないから。 いい子ではないけど、 大人の前ではいい子ぶってきた。 とりあえずいい子ぶることで、 なんとなくいい感じに扱われ、 たまたま、それなりの職業にも就けたし、 たまたま、...
現在、保護司の活動に興味が強くなってきて、 図書館で関連書籍を借りたり、ネットで情報を集めたりしています。 でも一方で、最近生まれた余裕を、 自分の子育てに向けた方がいいんじゃないかな、とも思っています。 例えば、 長男が好きな<プログラミング>を、僕も学んで、 一緒にゲームやアプリを作るの...
障害のある子を育てていると、 「うちの子は、将来は施設に預けるしかないのかな・・・」 「施設にはどうやって入れるのかな・・・」 と悩むこともあるかと思います。 障害支援区分とは 障害者(原則18歳以上)が、家庭から離れて施設に入るには、 一つの基準として障害支援区分というものがあります。 それが「4」以上...
発達障害という考え方の前提には、定型発達という概念があります。 定型発達とは、標準的な発達の進み方や程度のことです。 定型発達を、円形で表してみます。 次に、発達のどこかに、何らかの遅れや偏りがある場合を、 でこぼこした円で表してみます。 この定型発達とデコボコ発達を重ね合わせ...
朝の通勤電車に、ターバンを巻いてる方がいました。 おそらく、外国の方ですよね。 シーク教の方だと思います。 日本の通勤の時間帯に、 ターバンを巻いている方を見かけるのは、 珍しいと感じました。 そして、 「こんな風景、いいな〜」 と思ったんですね。 こんな時代です...
障害をもって生まれたから不幸なのではなく、 障害をもった子を産んだから不幸なのではない。 障害の有る無しに関わらず子どもを育む力が、社会に足りないのだ。 <こども>を育む力を、社会にもたらしたい。 子どもが忌避される時代―なぜ子どもは生まれにくくなったのか pos...
かつて人の生活は、働いた結果が目に見えて、手に触れる成果物として、お腹を膨らませて、自分の生活を豊かにしていました。 しかし、現代では働いた結果は「貨幣」として評価されます。 それをまた、欲しいものへと交換します。 欲しいものは自分で目の前に作り出すのではなく、いったん貨幣を手に入れて、貨幣を媒介にして、...
僕は小さい子どもを3人育てていて実感するのですが、現在の労働基準は、まずまずいいんじゃないかと思っています。 1日の労働時間が8時間45分。 これで、夜は大人が2人そろえば、なんとかやっていけます。小さい子どもを3人も相手に、大人1人だけでは足りません。 それと、月に1日くらいは休める年休。 リフレッシュや、平日でない...
先日、鎌倉に行きました。 鎌倉駅からすぐのところに、「小町通り」という商店街があるんですね。 鶴岡八幡宮への裏参道とも言われたりするにぎわいです。 この通りは、とても気に入りました。 一つ一つのお店はとても小さいのですが、それぞれがとがっているというか、「絶対、好きだからこの商売してるんだろな〜」というコ...
「夫の育児参加」という言葉には、「もともと夫は育児しないもの」という前提があります。 「もともと妻がやってることに、外から加わる」から、参加です。 同じようなニュアンスで、「まちづくりの市民参加」という言葉もあります。 「もともとまちづくりは行政がやるもの」という前提があって、珍しく一般市民が加わるから、...
<発達>という言葉には、「あるべき姿への伸び」というニュアンスがあります。 例えば、「発達障害」なんていうと、「あるべき発達をしていない」ということになります。 でも、「あるべき姿」って何よ?という反発が一方にあるわけです。 「あるべき姿」なんて、時代によって、場所によって違います。 社会が変わって、一般...
少子高齢化社会になって、何が大変かと言うといろいろありますが、その一つに労働人口の減少があります。 希少な労働力は、最大限に発揮できるといいですね。 労働人口の減少という課題に対して僕は、「コンパクトシティ」「IT活用」「器用リッチ(⇔器用貧乏、多芸は無芸)」で対抗していきたいと思います。 ...
勤務表にExcelを使ってる事業所は多いと思います。便利ですよね、Excel。 さらに言うと、勤務の種類を、「A・B・C…」と、Aからスタートしてアルファベットの順番に使っているところも多いと思います。 出勤する時間帯が早い順から、「A・B・C…」という具合に。 「A・B・C…」は打ちづらい...
僕は、話し言葉が苦手です。得意ではないです。 だから、”話し言葉”以外の方法で、表現することを重視しています。 ”話し言葉”が苦手な子って、けっこう多いんじゃないかと思います。 千差万別の「人間」というものを相手に、たくさんのことを察知して推測して、やっとコミュニケーションがとれるんですから、できなくて当...
「農福連携」という言葉をよく聞くようになり、とても素晴らしいことだと思います。 高齢化による耕作放棄地を生かし、農作物を育てて食料自給率を上げ、障害を持っていても活躍の場をつくる。 いいことばかりです。 でも、盛り上がっているのが、なぜ「農」だけなんだ?という不満があります。 障害があっても、支えさえあれ...
自分がもし福祉事業所を立ち上げるとしたら、児童・障害・高齢者など、一つの分野だけに限るということはしたくないんですよね。 さらには、制度に乗りにくい、貧困や引きこもりや非行なども視野に入れておきたい。 ということは、やはり制度を超えたというか、制度を併せた運用が可能な「富山型デイサービス」という運営形態が...
僕が小学校1年生の時、授業で母親参観がありました。 その時、「先生、あのね」という授業をやっていました。 「先生、あのね」というのは、生徒が先生へ向けて、「思っていることをなんでもいいから話す」というコーナーです。 生徒が一人ずつ、前に出て、みんなの前でお話しします。 みんなが...
これからどんどん高齢化社会が加速していくわけですが、高齢者の特徴として、「足腰が弱ってくる」ということがあります。 足腰が弱ると、移動が大変になるんですよね。 あるいは、小さい子どもを育てても、移動が大変です。 あかちゃんを抱っこ、自転車の前と後ろにちびっこたち、とか。 車の通行に神経を研ぎ澄ませながら、子どもと一緒に...
この会社にしがみつくしかない。 この学校にしがみつくしかない。 この家族にしがみつくしかない。 そのような状態は、あまり良いとは思えないですね。選択肢がないんです。 選択肢がないから、無理をせざるを得ない。 死ぬほど辛くなることもある。 選択肢がないから、ありえないほどの努力を...