障害児にオンライン・オフラインで療育する
三男の通っている放課後等デイサービスが、
パソコン画面を通じた、
ビデオチャットでの療育をしてくれました。
コロナウィルス感染を防止するために、
通所を控えている三男に、
療育が受けられるというのはいいですね。
ただ、いつもの療育場面とはまったく違います。
事業所ではなく、
おうちです。
日常の家で過ごしながら、
パソコン画面に急に現れた療育の先生。
この奇妙なシチュエーションに、
戸惑ってしまうのは無理ないことです。
三男は、部屋の中をあっちこっち逃げ回ってしまいました。
なだめすかしても、緊張してか、すねたり、怒ったり、投げたり・・・。
最終的には、笑って取り組めたのでよかったです。
この経験を通じて思ったのが、
療育を受けるための場作りって価値がある
ということです。
事業所ではできていたことが、
家ではできなくなる。
それは、環境の要素がとても多いと思いました。
事業所では、子ども達が分かりやすい工夫を随所に施しています。
ここは、何をする場所。
あっちは、何をする場所。
今は、何をする時間。
場の工夫って、力になるんですよね。
これから、オンライン化され、
わざわざ出かけなくても療育を受けられるようになったら、
それはそれでいいことです。
反面、わざわざ出かけてまで事業所で行う療育の専門性が問われることになります。
いままで当然だったオフライン療育。
それはもちろん価値があることなので、
専門性を高めて、子ども達のためになる事業が続くといいですね。