居場所の存在が、犯罪や非行を減らしていく/漫画『前科者』香川まさひと・月島冬二

最近、保護司という活動に、
興味が強くなっています。
保護司は、犯罪者や非行少年が、
地域でなじんでいくために働きかける、
司法福祉と社会福祉をつなぐ存在です。
昨日、保護司をテーマとした漫画と出会い、
さっそく読んでみました。
面白いですね。
保護司の活動って、こんなに濃いのかな〜って思っちゃいました。
漫画のキャラやストーリーとして、
際立つように描かれているんだろうけど、
様々な人間模様で、
一筋縄ではいかないってところが、
いっそう惹かれます。
特に惹かれたのが、この場面です。
僕は福祉職でもあるのですが、
福祉って、生きるを支える仕事だと思うんですよね。
でも、支えてるのは福祉の仕事ばかりではなく、
医療や保健だけでもなく、
スナックだとしても、支えているんです。
いろいろな人に、
いろいろな居場所ができると、
いい世の中なのだと思います。