人に動いてもらう仕事が増えたからこそ、「他人との共同作業」優先の原則が生きてくる
係長となってからは、「共同作業」をよく優先させています。
コヴィの『7つの習慣』では、時間管理のマトリックスが紹介され、第2領域を優先するよう勧められています。
【7つの習慣】重要なことはなぜ重要なのか? | jMatsuzaki
それはそれで、真実です。
僕もやっています。
そのほかに、優先すべきタスクとしては、「他人との共同作業」というものがあるのです。
これは、久保田崇さんが提唱している原則です。
by久保田崇『官僚に学ぶ人を動かす論理術』
他人は、けして自分が思うようなスケジュールでは、動いてくれません。
忙しいのです。
休みだって取るのです。
だから、自分のやるべきことをやったらまず相手に投げかけます。
そして、相手のやる部分をやってもらって、自分にまた返ってきます。
そしたらまた、自分のやる部分を進められます。
これが、締め切りが迫ってからだと、めちゃくちゃ焦ります。
忙しい相手に「これを優先してやってください!」なんて頼むことになります。
それじゃあ、信頼関係も、減耗していきますよ。
いいことありません。
係長となってからというもの、部下に動いてもらう仕事や、同僚係長と相談しながら進める仕事が増えました。
だから、「他人との共同作業」を優先するという原則が非常に生きています。