心と体が安らかになるリズムが、生き物としての基本になる

福岡伸一氏によると、
生き物は動的平衡の中で生きている。
複雑で巧妙な人体において、
あまたのパーツが補い合いながら、
「今」を保っている。
人は、個体でとどまっているように見えて、
実は一つとして固定されているものはない。
記憶を保持する「脳」でさえ。
常に動きながら、平衡を保っているのだ。
僕らが、よりよく生きようとするとき、
動的平衡を逆から考えたい。
つまり、
平衡を保ちやすい動はなにか?
という問いかけだ。
それは、
こころとからだが安らかでいられる「動」であり、
一定のリズムがベースになっているのだと思う。
一日や一週間を過ごす上で、
一定のリズムの中で動くことが、
心地よい平衡を保つコツなのだと思う。