薬の、主作用と副作用って、誰が決めるの?信じていいの?
最近、精神に作用する薬の薬害について、雑誌でも特集が組まれることが多くなってきました。
僕も少しずつ勉強を始めています。
一つのポイントとして、主作用と副作用って、何?ということがあると思います。
一般のイメージとしては、
「薬を飲んだら、ほとんどが主作用が発揮される。
で、まあ、副作用も出ることがあるのかな~。」
という感じがあるのではないでしょうか。
でもちょっと待った。
いったい主作用と副作用って、誰が決めているの?
特に、精神薬の「副作用」って、怖いものです。
生きる力を削いでいくようなものです。
例えば、ADHDに効くと話題のコンサータの副作用はどうでしょう。
不眠・不安・神経過敏・頭痛・めまい・食欲不振・吐き気・嘔吐(おうと)・便秘・のどの渇き・下痢・動悸(どうき)・血圧の異常・発汗・頻尿・ねむけ・だるさ、皮膚粘膜眼症候群、脳動脈炎、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)、狭心症、視力調節障害、剥奪性皮膚炎、悪性症候群、耳鼻咽喉感染症、麦粒腫、血液障害、せき、関節痛、発熱、倦怠感、体重減少、いらいら感、しびれ、ジスキネジー、振戦、錯覚感、躁状態、幻覚、妄想、攻撃性など
精神系の薬の多くは、脳に作用します。
こういうものを、4歳5歳から服薬したりしてますからね。
恐ろしいものです。
主作用と副作用と決めるのは、製薬会社でしょう。
医者は、医学を修めて、免許をもらうことで医者と名乗れるのですが、薬理は勉強しません。カリキュラムに入っていないそうです。
保健・福祉・教育の職員ももちろん、薬理は勉強していません。医者を信じているのです。
そして、製薬会社は、薬を多く売りたいものです。
輝かしい効果(主作用)をアピールし、副作用はついでのように扱うようになるに決まってます。
つまり、製薬会社の、売らんがためのアピールが、主作用と副作用を分ける大きな決め手になっているのではないでしょうか。
だから僕はまず、このように思うようにしました。
薬には、主作用も副作用もない。
あるのは、薬理作用だ。
薬理作用が、ご本人にどのように影響を及ぼしているか。
それを、身近な家族、支援者が判断すべきである。
喧伝されている主作用や副作用という分け方に、だまされてはいけない。
福祉職は、「薬飲んでますか?」と促す立場になりやすいので、薬害に遭わせている可能性もあります。
そういうことがないように、勉強していこうと思います。
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