資産運用でトルコリラを定期購入して1年の結果

資産運用でトルコリラを定期購入して1年の結果

自分の老後に困らないためにも、

子どもたちの教育を保障するためにも、

資産運用を試行錯誤しています。

 

今回の記事では、

資産運用の中でも、定期購入しているトルコリラについて

ご紹介したいと思います。

 

 

円安に備えて日本円以外の通貨も持つ

僕の収入は、大部分が日本円です。

 

日本で、日本の会社で普通に働けば、

「円」で給料をもらいますよね。

それが、「収入は、日本円です」という理由です。

 

でもそれだと、

ワールドワイドで見た場合、

日本円の価値が下がった時(円安)に、

購買力や資産価値が、

極端に下がってしまうことになるんですよね。

 

 

だから、

外国の通貨に分散しています。

そのうちの1つが、トルコリラということです。

 

 

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トルコリラを買う業者

トルコリラは、

外貨ショップで買って、

手元に持っているわけではありません。

 

いわゆるFX業者を利用しています。

FX=外国為替です。

 

とても小さい単位を買いたいので、

1通貨単位から買える業者がいいですね。

僕の場合は、SBI FXトレードという業者を使っています。

 

多くのFX業者は、10000通貨単位からしか買えないので、

とてもじゃないけど取引する気になれません。

 

1通貨単位で取引できることが大事です。

 

 

トルコリラの購入量を決める計算式

今回の記事では、

この計算式が最も重要です。

 

僕の、毎月5,000円分を、

トルコリラで定期購入している例を出します。

 

 

外貨は、価格(レート)が変動します。

1トルコリラを買おうとすると、現在は19円くらいかかります。

 

 

そして、1トルコリラ=7円まで落ちることを想定して、

購入量を決めています。

なぜ7円かと言うと、

南アフリカランドの値動きを参考にしたからです。

 

かつては、1ランド=30円近くあったのが、

過去最安値は、1ランド=6.39円です。

7円を割り込んでます。

 

それを参考に、

1トルコリラ=7円まで落ちても大丈夫

=投資したお金がマイナスにならない

ということを想定をしています。

 

 

例えば、現在が、1トルコリラ=20円だとしたら、

①20円×0.04=0.8円 (→レバレッジ25倍=0.04なので)

 これで、1トルコリラは、0.8円あれば買えることが分かります。

 FX業者は、レバレッジ25倍で取引できますからね。

 

②20円ー7円=13円 (→最安値までの変動幅)

 これで、トルコリラが7円まで下がると、

 1トルコリラにつき、13円の含み損が出ることが分かります。

 

①と②により、1トルコリラを買うことで、

13.8円のコスト(あるいはリスク)を考えておく必要があることになります。

 

③5,000円÷13.8=約362

つまり、5,000円でまかなえるコスト(あるいは、安全を保障できるリスク)は、

362トルコリラということになります。

1トルコリラ7円まで下がっても、362通貨単位なら、

マイナスにはならないのです。

 

※マイナスにならないという安心感が、とても大事です。

 

 

1年間の結果

以上の要領で、毎月毎月、

5,000円で買えるだけのトルコリラを定期購入してきました。

積み立て預金みたいなものです。

 

積み立てを始めて一年が経ったので、結果を公開したいと思います。

 

ドロドロドロドロどん!

▲2018.8~2019.7のトルコリラ積立

(10月は、買い控えていたので、11月に2ヶ月分を買ってます)

 

投資した日本円 60,000円

貯まったトルコリラ 4,533リラ

含み損 ー1,713円

金利 8,296円

評価損益 +6,583円

年利 約11% (60,000÷6,583×100)

 

という結果でした。

 

 

トルコリラが下がったので、含み損がぼちぼち発生してます。

一方で、

トルコリラは金利が高いので、金利が大きくついています。

 

その結果、トータルではプラスで終わってますね(^^)

 

 

結果についてこう考える

トルコリラは、4,533通貨もっているので、

レートが1円下がるごとに、4,533円の含み損が発生します。

レートがあと2円下がると、金利分のプラスもふっとびます。

 

もともと、「無くなってもいいや」という程度の資金で積み立てているので、

レートが下がったからといって、まったく焦らないし、売る気もありません。

 

ただ淡々と、ルールに従って積み立てるだけです。

今後も、今のルールで問題ないと思ってます。

思った以上に、金利のパワーが強いのが、面白いです。

 

日本のメジャーバンクの金利は0.001%だから、

60,000円を1年預けると、60円の金利です。

トルコリラだと、積み立てでも8,296円ですからね。

 

 

世界的に見て、日本円は信頼が高いと言われています。

日本経済が弱まり、円の力が安くなった時、

積み立てた外貨が力を発揮してくれるでしょう。

 

給料は日本円でもらい続けるのだから、

貯蓄の一部は外貨で持ちます。

 

今後は、もっと多様な通貨に分散する予定です。

とくまる
公務員タスク管理の人
「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう!
うまく仕事ができずに悩んだ20代。
タスクシュートを中心としたタスク管理を始めてから、自治体独自の制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。
制約の多い公務員のためのタスク管理を研究中。
愛用はTaskChute2。
自分史/発達障害/子育てパパ
※発信は所属する組織とは関係なく、個人の見解です。