係長としてのマネジメント研修を受講。関心をもつことと、言語化することが、肝だと思った。

僕の自治体の場合、現場の責任者は係長です。
厳密に言えば、更に上には課長や部長がおりますが、第一に現場に責任を持つのは係長です。
そんな係長へ昇任する者として、マネジメントの研修を受けました。
そこで強く心に残ったのは、"部下に関心をもつ"ということと、"言語化する"ということです。
部下に関心をもつ
部下に関心を持つというと、当たり前じゃん、特別意識しなくても普通にできるじゃん、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、僕にしてみれば、大きな課題です。
このブログでも何回か書いていますが、僕は自分のタスクをこなすことに集中してしまい、周囲の状況を汲み取るセンスが欠けてしまう事態に、よく陥ります。
それじゃ、係長として困りものですが、そういう自分であると自覚していることで、対策ができるので、がんばります。がんばりますよ。
研修中に話し合う中で、理想の係長像に多かったのが、「任されているけど、見守られている」というものでした。
けして、丸投げではない。きちんとフォローしてくれる。でも、仕事を通して成長させてくれる。そのような係長がいい上司だったようです。
それには、よく部下の力量を見極め、適度な仕事を振り、つまずくポイントをケアする必要があります。
そこまでするには、部下に関心を持たないとできることではありません。
関心を持つことで、「そもそも話を聞いてもらえる、受け入れてもらっている」。そのような根本的な安心感も大事なようです。
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言語化する
仕事には、意志の疎通が欠かせませんが、想像以上に意志は伝わりにくいようです。
もう、コミュニケーションは、もともと難しいものなんだと思っておく方がよさそうだと、実体験からも思います。
部下に仕事を説明するときにも、指導するときにも、評価するときにも、想いを伝えるのは、言語です。
言語化するからこそ、筋が通った話ができます。
言語化するからこそ、イメージに具体性が持てて、理解が進みます。
言語化するからこそ、部下に伝えたいことを、共有できるのです。
逆に言語化しないということは、なんとなくなイメージにとどまり、お互い納得できる結果になかなかたどり着けないことになります。
論理的でなくなり、結論の出ない感情論に傾きがちです。
それと日本人にありがちなのが、「言わなくても、分かってるだろう」という感覚です。
いや、分からないから。言わないと。
で、分かってなかったら、やっぱりイラついたり、怒ったり、責めたりする。
そういう不幸な事態を防ぐには、言語化しておくことです。
- 部下に、職場に、関心を持つこと
- 言語化すること
この2つは、僕が係長になってからの、重要なテーマになりそうです。
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