障害児のきょうだいは、我慢をしがちです

障害児のきょうだいは、我慢をしがちです

現在、”いいとこだけをグングン伸ばす子育て勉強会”では、

子どもをどのように褒められたかを日報に書いていただいています。

 

 

 

日報を書くうちに、

メンバーさんの中であることに気付かれました。

 

 

「お姉ちゃんのことを、全然褒めてない・・・」

 

 

”いいとこだけをグングン伸ばす子育て勉強会”の取り組みで、

障害のある長男さんを褒める機会は、

ずいぶんと増えました。

 

 

でも、

きょうだいであるお姉ちゃんに対しては、

ほとんどと言っていいほど、

褒めていなかったのです。

 

きょうだい児への目

障害児である長男さんは、できないことがいろいろあります。

親御さんとしても、障害のあることを受け止めています。

 

するとかえって、

障害のないお姉ちゃんには、

「できて当たり前」

という認識が強まってしまったのです。

 

 

あるいは、

障害児の長男さんに手がかかってしまうことから、

(障害のない)お姉ちゃんは、できてくれないと困る

と思っていたかもしれません。

 

それくらい大変な事情なのかもしれません。

 

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我慢をさせがちなきょうだい関係

障害がないとしても、

お兄ちゃん、お姉ちゃんには我慢をさせがちです。

「あなたは、お兄ちゃんなんだから」

「あなたは、お姉ちゃんなんだから」

 

 

とりわけ障害児がきょうだいにいると、

理に合わない我慢をしてもらう機会も多くなります。

 

きょうだい児にも感謝!

障害のある子を褒める時、

きょうだい児にも目を向けてみましょう。

 

いろいろ我慢をしてくれているのは、

けして当然のことではありません。

 

「ありがとうね。」

 

という声かけを忘れずにいたいものです。