子どもが貧困のさなかで育ち、それが連鎖するのを防ぐのが福祉なのに、むしろ悪化させているとは

貧困な世帯で育つ子どもは、様々な不利をこうむり、それが一生続く。
いや、一生どころか、貧困世帯の連鎖を生みます。

それが、アメリカの研究からは言えることです。
日本では、貧困に関する公式な調査はされていないので、正確なことはなかなか言えません。

日本では、貧困は、あってはならないのでしょう。
ないものでなくてはならない。

だから、調査しないのです。

しかし、アメリカでの研究は、日本にも適用できると思います。

日本での子どもへの福祉の態度

では、日本の子どもの福祉を見てみましょう。

福祉って、困窮している人へ、生活の保障をするものであったり、保障だけでなく、よりよい生活への機会を提供するものです。
そのために、政府は、税や社会保険料を強制的に徴収し、再配分して社会へ還元しているわけです。

ですが、子どものいる世帯に関しては、税・社会保険料を徴収される額と、再配分される額とを比べると、徴収される額の方が大きいのです。

つまり、社会保障制度や税制度によって、子どもの貧困は、悪化しているのです。
それが、日本の福祉です。

あぁ、恥ずかしくてしかたない。
恥ずかしくてしかたないです。

Amazon.co.jp: 子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書): 阿部 彩: 本

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