お風呂は、羊水気分を味わえる、人間に優しい文化だ

お風呂は、羊水気分を味わえる、人間に優しい文化だ

赤ちゃんが産まれてから、少しずつ獲得していくものを、

お年寄りになると、少しずつ手放していきます。

お母さんのお腹の中に、帰ろうとします。

心も体も。

 

 

であれば、最後は、羊水の中ですね。

 

 

僕はそれが、お風呂が気持ちいい最大の理由じゃないかと思います。

あたかも羊水の中にいるごとく、護られている感じ、温かい感じ、浮かんでる感じ。

 

「どこからが自分で、どこからが水分で、どこからが母なのか、そんなことどうでもいいや。」

夢か現(うつつ)か、分からない感じ。

無になった感じ。

 

 

 

お風呂の文化は、日本の文化だけど、人間に優しい文化でもあるということです。

すべての人は、羊水から産まれたのですから。

 

 

 

体に優しいお風呂と言えば、半身浴とか言われることがありますが、それでは羊水気分を味わいきれません。

お年寄りに対して、半身浴を強要してはいけませんね。

どっぷり浸かりたいなら、どっぷり浸かっていただこうじゃないですか。