児童相談所に異動したい気持ちが(けっこう)あるので、児相職員に「実際のところどうなの!?」と聞いてみた
児童福祉をライフワークにしようかと思っています。
子どもが好きだし、自分が子どもの頃に受けた恩を、返していきたいからです。
そんなこともあって、次の職場は児童相談所を有力候補として考えています。
ちょうど児童相談所には知り合いが勤めているので、今日は一つ話を伺ってきました。お酒の場で。
児童相談所の中でも、相談担当、障害児担当、非行担当、虐待担当など、役割分担があります。
役割ごとに、勤務状況に違いがあるようです。
じっくり18歳まで関わる部署もあれば、スクランブル発進で初動重視の部署とか。
今日話を伺った職員さんは、初動重視の虐待対応チームに所属してます。
そこでは、いつ何があるか分からない。
予定なんて立てられない。
そういう部署です。
頻繁にあるわけではないですが、22:00面接(じゅうじめんせつ)なんて業界用語があったりします。夜中までの確定コースです。
半年で、3回くらいは、翌日1:00くらいまでは勤務したことがある。
かと言っても、翌日は普通に出勤。
残業は毎日です。毎日21:00まで残業して土日は休むか、毎日20:00までだけど土日も出るとか。どっちかのタイプが多いかな、と。
夏休は消化できたけど、年休は年間3日くらいとれればいいかも。
年休どころか、土日の代休を消化するので精いっぱい。
潰れてしまった優秀な管理職もいる。
不人気がゆえに、職員の回転が早い。潰れないための自己防衛だ。モチベーションだって低くもなる。
それでも、話を聞いて、児童相談所って、すごい魅力的な職場だなと思いました。仕事としては。
ますます異動したくなりました。
でも、家庭を犠牲にしなければ勤まらない。
僕には乳児・幼児がいて、ほぼ定時退勤できる今でさえ、子育ては大変すぎます。
これ以上、家庭内労働力を取らないでと言いたい。
それなのに、毎日20時、21時までいなければ勤まらない職場だなんて。
児童相談所が、そんなんでいいのか。
うちは、3人目の子どもを作ろうかどうか、以前からずっと話している。
今でさえ、いっぱいいっぱいだけど、ふと余裕が生まれた時に、もう1人欲しくなる。
でも、異動先が児童相談所かどうかで、その選択肢は消えそうだ。
仕事としては、児童相談所に行きたい。すごく面白いと思った。
でも、子育てとの両立は、危機的な状況を生むでしょう。
児童相談所と言えば、命の危険さえある家庭を、ケアする部署です。
それほど危機感のある部署なのに、職員が自分の家庭のために、ぐちぐち言うのは、おかしいことでしょうか。
“市民を犠牲にして、公務員が、自分の家庭を心配している。”
どうも、そのような世間の声が、頭から離れません。
そのような声に、ムキになって反論はしないけど、その声によって事態が好転するとも思えない。
もっといろんな職場の情報収集をしていきたいです。
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