鈍感な僕は、たしかに「技術」で、愛を実現しようとしている

愛は、技術である。
と言っていた精神学者がいました。
エーリッヒ・フロムです。
フロムの言っていることが、分かる経験があります。
というのも、僕は鈍感で、周囲になかなか配慮ができないことがあるんですよね。
それをカバーするために、
「この場面では、この人に、これをやる。」
「この時間帯には、周りの人が喜ぶ、これをやる。」
というように、タスクを決めています。
すると、
「気が利きますね。」「よく周りに配慮していますね。」
なんて言われるのです。
あたかも、「愛」があるかのように。
僕は、その時々でよく気付き、
「あ、これをしたほうがいいな。」
と配慮することが苦手です。
でも、タスク管理の技術によって、それをカバーしています。
確かに、配慮の苦手な僕は、タスク管理によって愛を実現しようとしていました。
愛は、技術。
それが、僕なりの解釈です。