リーダーのための表現セミナー4-5〜率直な感情表現がコミュニティの中核となる〜
世の中を良くしていくには、
まったく知らない人とも出会い、関わっていくことになります。
なにも関係のない、知らない人から信頼感を得るためには、
今まででは、
客観的なデータや実績が重視されてきました。
学歴や所属や売上などです。
それらをバーンと出して、華々しく着飾るのがオーソドックスなスタイルでした。
でもこれからの時代は、客観性では信頼を容易に得られません。
実績のある人は、山ほどいるからです。
それでは、心が動かないのです。
これからは、客観的なものではなく、主観的な感情。その熱量や同期が中核になってきます。
感情の同期というのは、人間の本能に備わっているのです。
実験によると、猿と人間でも感情の3割は同期しますが、
人間と人間だと、8割くらい同期します。
赤ちゃんにさえ、同期する能力が備わっています。
これは生まれつきに備わっているものです。
増築を重ねてきた脳の、より中心的な部分が反応するのです。
この感情の同期が、これからは前面に出てくる時代なのです。
人間は、感情に関して、嘘をつくことができません。
ある場面限定で、嘘をつくことはできるかもしれませんが、
ずっと嘘をつき続けることはできません。
そして、つらいことです。
ずっと続くコミュニティをつくりたいのであれば、
自分の感情には、ちゃんと素直になっておくべきです。
素直な感情を発露して、その感情に共感する人々と、
コミュニティをつくるのです。
確かに感情を発露すれば、誰でも共感してくれるわけではありません。
同じような価値観・常識・ルールを持っている人だけが共感してくれます。
ということは、感情を前面に出せば出すほど、
共感する人が集まるということです。
共感してくれる人が集まるコミュニティは、
とても居心地が良く、力がどんどん発揮できるでしょう。
でも、いいことばかりではありません。
感情を表に出せば、共感ではなく、反感を抱く人も同時に出てきます。
ものごとは、コインの裏と表です。
ポジティブ面があれば、ネガティブ面もあります。
これは、感情の部分なので、やむを得ないところです。
コミュニティを作ろうと、感情を表に出せば、反感を抱く人も現れます。
多くの人の共感を得ようと、感情を強く出せば、より多くの反感を買うということです。
でも、これからのリーダーは、それでいいのです。
それでこそなのです。
多くの人は、反感を買うことを恐れ、感情を抑制してきたかもしれません。
自分らしさを押し殺してきたのかもしれません。
でも、自分らしさを殺すことは、
あなたの人生にとっても、世の中にとってもマイナスなことです。
感情の熱量を伝えるための三大要素として、
強い口調
断定口調
主観的な感情表現
があります。
この3つを駆使して、熱量の持っている感情を、強く打ち出しましょう。
熱量が上がれば上がるほど、
多くの共感する人が集まり、
多くの反感する人が離れていきます。
そうやってできたコミュニティをさらに成長させていくことが、
これからのリーダーの役割なのです。
さいごに
僕が今回、リーダー論を学んでいるのは、
木坂健宣(きさかたけのぶ)さんという方です。
リーダー論だけでなく、ビジネスや世界情勢、生き方なども発信されてます。
深い人間哲学が裏打ちにあったうえでのビジネス展望など、
とても面白いので聞いてみてください。
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