リーダーのための表現セミナー4-3〜世界観の表明にラポールはかかる〜

リーダーのための表現セミナー4-3〜世界観の表明にラポールはかかる〜

前回、人間の信頼関係は、

3つのレイヤーにおいて築かれるという話を書きました。

  • 過去の実績に基づくビリーブという信頼関係
  • 未来への志向性に基づくトラストという信頼関係
  • ルール・常識に基づくクレディビリティという信頼関係

 

この3つのレイヤーを整理したときに重要なのは、

データや数字によって得られる信頼関係

という要素は、ないということです。

 

あくまでも、3つのレイヤーに基づいた信頼関係があり、

そこで信頼を得られた人が、

データや数字によって信頼をカサ増しすることはある。

その逆は、無い。

 

だから、過去の実績やデータを全面に出しても、

信頼関係が得られるとは考えない方が良いです。

むしろ、胡散臭さが醸し出されて、

話を聞いてもらうことすら、遠のきます。

 

 

ビジネスであれ、家族であれ、仲間同士であれ、

長続きする関係性を築きたいのであれば、

ルール・常識に共鳴する人が集って信頼関係が結ばれた

コミュニティを形成するのが有効です。

 

 

ルール・常識は、一人一人の価値観や世界観の現れ。

「自分は、こういう価値観や世界観で生きているんだ」と、

表明していきましょう。

すると、その価値観や世界観に共鳴する人が、ひとり、ふたりと集まってきます。

そこが、コミュニティのスタートです。

 

 

イメージ的には、

ラポールがかかると言っていいでしょう。

 

コーチ・コンサルタント界隈においては、

あるいは福祉職においても、

クライアントとラポールを築くというステップが尊重されます。

このセンテンスにはテクニカルな響きがあります。

 

かかりにくい橋を、なんとか向こう岸に渡して、

箸がかかっている状態を成立させてしまう、

というイメージです。

 

しかしこれからの時代は、

価値観や世界観を表明するうちに、いつの間にか橋がかかっている。

ラポールがかかっている。

そのような状態を目指す方が、コミュニティを形成しやすいのです。