自分の人生を取り戻すためのリハビリ→ おいしいものを食べにいく
仕事が忙しく、
養う家族が多いと、
時間もお金も、「他人」のために使うことが多くなります。
いつしか僕の中では、
他人(職場や家族)のために自分の人生がある
という意識が当たり前になってきました。
それが、すべて間違っているわけではありません。
職場で活躍し、お客さんに喜んでいただくことは、幸せなことです。
家族と一緒にいることは、幸せの源泉です。
でも、自分だけの時間がないと、
自分が空っぽになっていくんですね。
そこで、
自分を取り戻すためのリハビリとして、
おいしいものを食べにいく
ということをしています。
だって、『孤独のグルメ』で、言っているじゃないですか。
社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、人は自分勝手になり、自由になる
と。
釣りたてのお魚が、こんなにもおいしいものだと驚き、
工夫が凝らされたお肉が、こんなにもおいしいものだと驚き、
人生が少し変わり、自分のワガママに少し許可が出せた、
そんな居酒屋の時間でした。