発達障害の子がお友達と一緒の作業をできるようにする

発達障害の子がお友達と一緒の作業をできるようにする

発達障害の子にとって苦手なものに、

他人との協働作業があります。

 

自分だけでやる作業であれば、

自分のペース、マイペースで作業を進められます。

 

そこに他人が関わると、

自分だけのペースで進めるわけにはいきません。

 

荷物は自分だけで運ぶ

いいとこだけをグングン伸ばす子育て勉強会

に参加されている佐藤さんのおうちでは、

発達に凸凹のある長男さんが、

玄関に置いた荷物を、

家の中まで運んでくれました。

 

 

親が何も言わなくても「ぼくが運ぶ!」

と運んでくれたので、

とても嬉しいことです。

 

 

ただその後、

妹さんも「わたしも運ぶ!」と言った時、

長男さんは、譲れなかったのです。

 

 

きっと全部自分でやりたいという気持ちもあったと思います。

そのほかに、他人との協働作業が苦手ということもあるかもしれません。

 

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生きていくための協働作業

生きていく上では、

他人との協働作業は、避けられない課題です。

自分だけのペースではなく、

必ず相手のペースに合わせる場面が出てきます。

 

 

マイペース(自分のペース)から、

ユアペース(相手のペース)へ移る練習が必要なんですね。

 

 

例えば、保育園や幼稚園で行われる

集団で踊る♪

なんていうのも、

マイペースからユアペースへ移る学びが含まれています。

 

お手伝いを一緒にやる

日頃のお手伝いの中に、

協働作業ができるきっかけはあります。

 

お友達との協働作業が難しければ、

まずはおうちの中で、

お手伝いを一緒にやってみる

というのがいいですね。

 

きょうだいがいるのならば、

きょうだいで協働作業してもらうと、

いい育ちに結びつきます。

とくまる
公務員タスク管理の人
「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう!
うまく仕事ができずに悩んだ20代。
タスクシュートを中心としたタスク管理を始めてから、自治体独自の制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。
制約の多い公務員のためのタスク管理を研究中。
愛用はTaskChute2。
自分史/発達障害/子育てパパ
※発信は所属する組織とは関係なく、個人の見解です。