過労でうつになったら、本人・会社・世間にとって、もったいない
先日、「過労でうつになったら?」という話を聞きました。
精神的なエネルギーが枯渇して、なかなか身体も動かせなくなるんですよね。
その時に思い出したのが、近江商人のビジネス哲学である「三方よし」という言葉です。
- 買い手よし
- 売り手よし
- 世間よし
買った人も、売った人も、世間も、みんながハッピーになる商売ということです。
なぜ、うつの話を聞いた時に、この言葉を思い出したかというと、「過労でうつになったら、三方よしの真逆になるじゃないか」と思ったからです。
- 働き手に悪し
- 会社に悪し
- 世間に悪し
要するに、「せっかくの人材がもったいない」ということです。
ご本人にとっても良くないし、会社にとっても戦力ダウンだし、もっと貢献されるはずの世間にとっても良くないことなのです。
別に、本人が悪いわけではありません。もったいないのです。
過労大国、日本。
これから労働力は貴重になります。もっと人を大事にしたいですね。