子どものそばに、親のそばに、いてあげられる生き方、仕事の仕方ってないのだろうか
辛いことも我慢して、必死こいて仕事して、ろくに家族とは一緒にいられず、それが人生だという人もいる。
辛い思いを経た後に、ささやかに訪れる幸せが、せめてもの幸せなのだという。
それが、「人間」というものの、スタンダードな生き方なんだろうか。
スタンダードを外れて生きるのは、ごくわずかな、能力のある、運もいい、恵まれた人だけなんだろうか。
子どもが生まれたら、子どもにたくさん関われる。
親が老いたら、親のそばにいてあげられる。
そういう人間らしい生き方ができる、それが可能な仕事の仕方とか、ないのだろうか。