コミュニケーション過多な時代に、動物は身近でありたい
僕が、畜産をやりたいと思うのは、農業とのいい循環を生み出せるからです。
家畜の排泄物を肥料にしたり、農作物の不要部分を家畜に使ったりとかできます。
そのほかに、「動物は、人の癒しになる」という理由もあります。
現代は、孤立化しやすい一方で、SNSによるコミュニケーション過多という状況でもあります。いつでもつながれるので、いつでも返事をしなければならず、アンテナ過敏です。
だから、人は人に対して、疲れているのです。
動物は、そこにいるだけです。
こちらから働きかければ、それなりに反応したり、しなかったり。
少なくとも、悪意は持ちません。
それがどんなにありがたいことか。
社会に疲れた人、家族に疲れた人、いろいろと人に対して弱った状態の人にとって、動物は癒しです。