今と同じ、あるいはそれ以上の仕事の質を、もっと短時間で行うための仕事のやり方を広めたいのです
僕の職場は、非常に残業が多いです。
重要な判断をしたり、重要な場面で寄り添ったりしないといけないのに、超長時間残業で疲弊していると、そういうこともできなくなってくるのではないかと思います。
そこで僕は、残業時間を減らすべく、事務作業の時間を圧縮したいと思っています。
よくあるのが、「残業時間を減らしてください。」というアナウンス。
でも、声掛けだけで減るのなら、たいして問題ないのでしょう。
減らしたくても減らせないから、困っているのです。
なぜ残業時間を減らせないかという理由の一つに、「仕事の質を落としたくない」というのがあると思います。
福祉職として、現場の充実は、大きな願いの一つです。
だから、仕事の質を落とす(当事者との接触回数を減らしたり、カンファを少なくしたり)ことには抵抗があります。
これは、ちゃんとした福祉職なら当然の思いなのです。
しかし、「残業時間を減らしてください。」という声掛けだけだと、「仕事の質を落としてください。」という捉え方に直結する恐れがあります。
そこで僕は、
「仕事の質は落としません。むしろ向上させます。でも、かかる時間は少なくて済みます。」
そういう言い方で、そういう実践で、残業時間を減らす取組みをしていきたいのです。