ライスワークは、基準内で成果を出せればいい。ライフワークに費やせる時間を保障せよ。
好んで残業をする人は、きっと仕事=ライフワークとなっているのでしょう。
だから、大変は大変だけど、充実感もあるのだと思います。
いろいろ困難があるとしても、乗り越えていけるのだと思います。
でも、仕事=ライフワークとなっていなければ、プライベートを犠牲にした残業には、苦痛が伴います。
本当は、労働基準内で働き、成果を出せば、それでいいはずです。
そのルールの中で、いかに高い成果を出すのかということに、知恵を絞らなければならないはずです。
ライスワーク(食うためにやる仕事)とライフワーク(人生をかけてやる仕事)は、けっこう一致しないものです。
一致すれば幸せなことですが、そうそう一致しません。
だから、ライスワークはルール内でせいいっぱいの成果を出すことにし、ルール以外の時間はライフワークに費やしたい。そう思う人がたくさんいたっておかしくない。
ライフワークは、自分の人生をかけるのですから、ものすごい力が発揮できるはずです。
誰に言われなくたって、勝手にやるんですから。
好きで好きで、やりたいからやるんですから。
そこから、とんでもないイノベーションが巻き起こる可能性は十分にあります。
大きいものから、小さいものまで、あちらこちらで素晴らしい工夫が凝らされたものが、生まれるかもしれません。
だから、ライスワークはルール内で行い、ライフワークを保障できる社会こそ、活気溢れる強い社会になるのではないでしょうか。
そういった遊びの少ない組織は、硬直し、変化に適応できないとも思います。