誰でも社長になる資格はあるんだけど、どうしてならないの? / 吉越浩一郎著『社長の掟』を読んで思った

誰にでも、社長になる資格はある。
吉越浩一郎さんは、そう言います。
そりゃそうだ。誰にも制限されてない。
やるか、やらないか。
それだけだ。
今回は、吉越浩一郎著『社長の掟』より、ビビッときた言葉を紹介しながら、僕の想いを書いていきます。
会社に対して、ぐずぐず文句を言うのは簡単です。
理想の会社を作るためには、社長になるのが一番いい。
社会をよくするために、最も力を持っているのは会社(事業所)なのだから、理想の会社をつくることが、理想の社会をつくることにも直結する。
個人でできることもあるけど、やっぱり継続的で大きく貢献するには、組織でしょう。
「理想の社長がいない。」
「理想の会社がない。」
じゃあ、自分で作ればいいじゃないか。
ええ~~!
なんか、そそられる言葉ですね。
そんなに楽しいのでしょうか。
いや、楽しいというと語弊がありますね。
充実しているのでしょう。苦労も含めて。
苦労人にしかわからない快感もある。
なんか、分かる気がする。
楽しめて意義のある苦労と、くそつまらなくて意義も見出せない苦労とあると思います。
リーダーシップって、手軽に手に入れたいものの一つです。
でも、経験からしか得られないと断言されると、経験するしかなくなります。
リーダーシップとは、いくら人に習っても高額な研修を受けても、身につくものではないということ。本を読んだり研修を受けたりして勉強しようという姿勢は結構だが、それは自分なりのヒントを得るものであって、それ以上のものではない。
リーダーシップは、あくまでも、自分で経験を通して会得していくものだからだ。
これを読んでから、職場やプライベートの、大小ある集まりで、自分からリーダーシップを発揮してみようと思いました。
リーダーなんてやらずに、誰かに任せることはできる。
誰かの作った流れに、ただ身を任せることもできる。
でも、自分がメインストリーム(主流)となって、責任も負って、難しい判断もして、人を巻き込んで、リーダーシップをとる道だってあるはずだ。
どんな小さな集団でさえ、そのやり方はできるはずだ。
自分のためにも、リーダーシップを発揮する経験をいろいろ積んでおこうと思います。
それにしても、社長となることに、そそられました。
きっと苦労も10倍くらいするのでしょうけど、悔いのない人生を送れるのなら、本望じゃないのかな。