立花岳志『サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていく29の方法』から得た3つのこと
生き方を深く広く考えさせてくれる立花岳志さん。
その著書に『サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法』という本があります。
そこから得た3つのことを書いていきます。
本に書いてあることというよりも、僕の考えたことが中心です。
好きなことをやっていこうとした時、もしかしたら、今近くにいる友人は、去ってしまうかもしれません。
それは、切ないことです。
好きなことをやっていこうとした時、もしかしたら、周りの友人に馬鹿にされるかもしれません。
それは、くやしいことです。
でも、今まで近くにいた友人の中で、去る人も 出てくるでしょう。
きっと、一緒に過ごす必然性がなくなるからです。
そして、空いた友人のスペースには、新しい友人がきます。
考え方や行動が、似ている人が、一緒に歩みだすのです。
これって、意外と大事な点だと思います。
ひとりぼっちは、嫌なものですから。
そしてきっと、好きなことをやり始めた時、馬鹿にされた友人のことは、気にならなくなる。
だから、今からそんなに気にする必要はありません。
今までの友人には感謝し、新しい友人と歩み始める。
新しいチャレンジをするより、今のままでいたほうが、失敗が少ない。
そう思う場面は多々あります。
新しいチャレンジとして、転職や起業した場合、望ましい収入が得られるだろうか。
ほんとにやりたい仕事ができるんだろうか。
失敗するのは、恐いことです。
現状のまま、そこそこいい給料をもらい、そこそこ休暇が取れて、そこそこ欲しいものが買えて、そこそこ好きなこともできる。
そういう生活を送り続けるのも、悪くはないんじゃないか。
挑まなくてもよい挑戦だってある。
でもね、失敗って、何だろうね。
僕は、自分の手で、理想的な事業所を作り、理想的な働き方ができて、理想的な生き方をやり遂げたいんじゃないだろうか。
それにチャレンジしないことこそ、失敗なんじゃないだろうか。
僕はけっこう、イベントの企画が好きです。
昔は、いろいろイベントの企画をしたものですが、家族ができてからは、その時間は取れなくなりました。
主催するどころか、他人の企画に参加するのがやっとのところ。
だから最近は、
「イベントを主催する余裕なんてない。他人のために、割ける時間はない。そんな時間があるくらいなら、他のやりたいことをやるよ。」
そう思っていました。
でも、立花さんの本の中で、イベントを主催することで人脈をつくれと書いてあって、なるほどな、と思いました。
イベントは、誰か他人のためにやるんじゃなくて、自分のためにやるんだ。
自分が欲しい人脈を作るために、イベントを主催するんだ。
それでいいんだ。
そう思ったとき、 すごく気が楽になりました。
もともとイベントの企画は好きな方なので、自分のためになって、人のためにもなる、そんなイベントを企画しちゃおうかと思います。
立花さんは、けして転職や起業だけを勧めているわけではありません。
「好きなことをして食っていくなら、こんな方法があるよ」、と教えてくれています。
仕事って、人生の超大きな部分を占めてますよね。
一度勤めた会社で、定年まで働き続けるというスタイルだけに、縛られずに考えていきたいです。