本当に自分が欲するものを、大事にする。食事も人間関係も。
先月の9/20に、立花岳志さんと大塚彩子さんご夫婦による「ツナゲルアカデミー」の第2講がありました。
13時から18時の5時間の学びです。
講師は、
立花岳志さん(プロブロガー、人材開発コンサルタント)
大塚彩子さん(音楽家、セラピスト)
村山彩さん(アスリートフードマイスター)
でした。
そこで得られたことを3つだけ紹介したいと思います。
僕たちは、「疲れた時に食べたくなるもの、飲みたくなるもの」があります。
でもそれは、体が本当に欲しているものでしょうか。
ストレスが強い時には、強い刺激で立ち向かいたくなるものです。
だから、甘~いものとか、しょっぱ~いものとか、ガツンとくるものとか。
そういうものを飲み食いしたくなります。
あれとか、それとか、いろいろ思いあたりますよね。
しかも、メディアの欲求コントロールにより、「この疲れには、この食べ物」とか、「これで元気になる」とかの宣伝にひっかかり、つい手にしてしまうということもあります。
でもそういうものって、けっこう体には悪いものなんですよね。
体に悪くはなくても、必要としていないものです。
体が本当に欲している、正しい食欲というものがあります。
それは、「人間は、動物の一種である」という単純な事実から出発するものです。
すなわち、「運動した後に、食べたくなるもの」
これが、正しい食欲です。
正しいセンサーが働いてくれると、ちゃんと体に必要なものを、食べたいと思ってくれます。
体のケアをするためには、軽く運動(ジョギングやウォーキングでOK)して、正しい食欲を感じるようにしましょう。
そして、心のストレスには、心のケアをしましょう。
体は、食べたものでできている。
これも、シンプルで当たり前のことですよね。
食べたものが、吸収されて、体を構成していきます。当然。
だから、食べる前に、「これが自分の体の一部になるわけだけど、それでいいのかな?」と考えてしまいます。
人間の60兆個の細胞のうち、1~2日で入れ替わるものもあれば、数年で入れ替わるものもあります。
平均すると、半年で体の細胞が入れ替わると言えるそうです。
つまり、半年前に食べた食べもので、自分の体は構成されているということです。
これほど重要なことで、毎日毎日食べるものなのに、驚くほど気にしてない。
健康でいたいなら、いい人生を生きたいなら、食べ物や食欲について、真剣に考えざるを得ません。
体は、食べたものでできているのですから。
途中で、大塚彩子さんのワークショップをはさみました。
マンツーマンになり、自分の背中に、相手の手を当ててもらいます。
手を当ててもらった部分は、じんわり温かくなります。
温かくなると、気持ちよさを感じます。
そして、細かく相手に注文して、自分が一番手を当ててもらいたい部分に、手を当ててもらうのです。
相手に、注文する。
しかも、相手は自分がよく知る人ではありません。
恐縮します。
気を遣います。
でも、注文するというワークショップなので、注文します。
相手に悪いので、ちゃんと自分の体の声を聴き、どこが一番心地よいのか、どこに手を動かしてほしいのかを、感じるようになります。
自分の体の声に、耳をじっと傾ける。
これは普段なかなかやらないことです。
他人に注文する。
これも普段意外とやらないことです。
自分が本当に思っていること、感じていることをもとに、相手に注文する。
このことが、人生の正しい選択に、つながるものだと思いました。
自分を取り巻くいろいろな人に気を遣い、自分のことは抑える。
それ自体、社会で生きていくために必要なんだけど、いつのまにか自分の本当の声は押し殺してしまっている。
過剰に我慢しすぎてしまっている。
でも、本当の気持ちを感じて、もっと他人に注文していいんじゃないか。
それを気付かせていただきました。
今回は、
心と体をツナゲル
がメインテーマということでした。
見事につなげていただきましたし、たくさん学ばせていただきました。
立花さん・大塚さん+ゲストスピーカーというスタイル。
とってもいいですね。
これは、懇親会の写真