銭湯屋さんがかけた、粋すぎる木札に込められた意味
昔、独身の頃、よく近くの銭湯に行っていました。
昔ながらの銭湯です。
インターネットも大して普及していなかった時代。
銭湯が休みなのか、やっているのか、行かないと分からないこともありました。
まあ、行けばわかるさ、と、のんびり出かけるのです。
塀(へい)にかかっている粋な木札
その銭湯では、玄関をくぐるより少々前の塀に、かならず木札がかけられていました。
木札には、「わ」のひと文字。
・・・・・・なんだろ?
いぶかしげに思いながら、銭湯に入ります。
そして、またある日に行くと、今度は
また木札に、「ぬ」のひと文字。
・・・・・・・・・あれ?こんどは、「ぬ」かい。
なんだろうな。
そう思いながら銭湯に向かうと、その日はお休みでした。
木札の「わ」と「ぬ」に込められた意味
「わ」だと営業中で、「ぬ」だと休み・・・。
・・・・・・
あああ~~~~!!
分かりました。
板に、「わ」だから、
わいた。
つまり、お湯が沸いた。
営業中ですよ、ということです。
板に、「ぬ」の場合は?
そう、ぬいた。
つまり、お湯を抜いたので、お休みってことです。
粋ですね~~!!
すごく粋ですね~~~~。
こういう遊びは、大好きです。