どうせ短くは生きられないのだから、ずっと太く生きていきたい

太く短く生きたい、という声を聞きます。
病院でチューブにつながれながら、無為に過ごすという姿を嫌ってのことでしょう。
以前の僕がそうでした。
しかし今の時代は、短くは生きられません。
死にそうになれば、医療があらゆる手を施し、生命を長らえさせます。
病気を治し、死なないようにするのが、医療の使命です。
そして現代の医療は、容易に人が死なないほど、高度に発達しているのです。
口から食べられなくなったら、胃に栄養を流す。
空気がすえなくなったら、のどに空気を流す。
太く短く生きる人は、ごくわずか。
それを願うのは、運任せです。
だから僕は、太く短く生きることはあきらめました。
そう、太く長く生きるのです。
そのために大事なのは、健康です。
極限まで睡眠を削っていませんか?
インスタント食品ばかり食べていませんか?
笑っていますか?
壮年期に無理をしては、老年期にガタがくる可能性があります。
いつになっても、不自由は嫌なものです。
自由でいるためには、健康であるほうが都合がいいに決まっているじゃないですか。
60歳、70歳になっても、若者に夢や希望や熱意を抱かせ、世の中に貢献する。
そのように生きていきたいです。
どうせ長く生きるんだったら、ずっと太く。
僕はまだ30代ですが、よく寝て、体にいいものを食べて、家族や同僚と笑って過ごすことを重視していきます。
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