やりとりは、常にズレという火種を抱えている
自分の意図は、相手に伝わりきれない。
相手の意図は、汲み取りきれない。
だから、やりとりにはズレが生じます。
でも、そこで衝突に至るか、相談に至るかは、信頼関係によるでしょう。
信頼関係のないところに生じたズレは、「何言ってんだ、あの人!」という衝突に発展します。
信頼関係のあるところに生じたズレは、「ん?どういうことかな?確認してみよう。」という相談に発展します。
やりとりというのは、ズレという火種を抱えているのですね。
火種を抱えているがゆえに、伝える努力や汲みとる努力を怠ると、炎上しやすくなります。
ちょっと言っただけで「まあ、伝わるだろう」とか、
ちょっと聞いただけで「こういうことに違いない」とか、
思い込んでしまうと危ない。
発火します。ボッ!
ただでさえ、誤解を招く言い方や、自分勝手な解釈の余地が、人にはあるものです。
わずかな手間を惜しまず、わずかな迷惑を顧みず、「念のため確認してみる」のが、いいのでしょう。
双方に生じたズレを、確認によってちょこちょこ修正していく感じです。
結果的に、そのほうが効率的に、気持ちよく仕事を進められると思います。
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