リーダーのための表現セミナー4-8〜炭火のような熱量のMSPがコアになる〜

ロバート・チャルディーニ『影響力の武器』。
どこかで聞いたことがある方も、実際に読んでみた方もいらっしゃると思います。
↓コレです
この本の中で、人間に影響を与える6つの武器が紹介されています。
- 返報性
- 一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
脳科学の進歩により、この6つについては検証されてきており、
最も影響力の大きい<武器>が分かっています。
それは、一貫性です。
『影響力の武器』の中では、セールスにおける一貫性の作用について触れられています。
「ちょっとよろしいですか?」のように、とても素朴で簡単な「はい」という返事をもらい、
「はい」で答えられる質問や投げかけを積み重ね、「はい」を続けてお客に言ってもらうと、
その一貫性によって、「この商品を購入されますか?」「はい」という契約に結びつくというお話です。
でもコミュニティを率いるリーダーが認識すべき一貫性という概念は、
それとは趣きが違ってきます。
リーダーが、信頼性・クレディビリティを獲得するために一貫性を保つべきなのは、MSPなのです。
MSPとは、価値観であり世界観です。コアにあるものです。
これがブレないことが重要なのです。
コミュニティは、MSPに共感したメンバーの集まりです。
世界観がつながっています。
そこは、居心地のいい、安心できる世界です。
もしMSPがコロコロ変わってしまうと、つながりが切れてしまい、安心できる場所ではなくなってしまうのです。
安心できなくなるというだけでなく、「裏切られた」というネガティブな感情さえ誘導してしまいます。
文章がうまいか下手か、
話し方が上手かそうでないか。
そういうことよりもまず、MSPがブレていないかどうかが重要なのです。
逆を言えば、ブレないMSPを見つけているかどうかが、
鍵になるということでもあります。
本当に熱意のあるもの。何があっても、揺るがないもの。
燃え上がるような情熱ではなくていいのです。
静かであっても、炭火のように、水がかかっても消えることのない、持続的な熱量の方が強いのです。
それもまさに、一貫性です。
さいごに
僕が今回、リーダー論を学んでいるのは、
木坂健宣(きさかたけのぶ)さんという方です。
リーダー論だけでなく、ビジネスや世界情勢、生き方なども発信されてます。
深い人間哲学が裏打ちにあったうえでのビジネス展望など、
とても面白いので聞いてみてください。
今は、無料で講座が選べるクーポンももらえますので、お試しに最適です。
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