リーダーのための表現セミナー4-7〜リーダーとして引用する社会的権威〜

コミュニティメンバーの信頼を得るために、
社会的に権威のある人の声を利用することがあります。
利用することで、リーダーの話に説得力や信頼感が増加しますからね。
ここでポイントとなるのは、「社会的」という単語です。
ここでいう「社会」というのは、
今まで触れてきた「コミュニティ」という言葉と同義です。
コミュニティの価値観や世界観を共有する人の声であれば、
利用してもよいのです。
逆に、共有しない人の声を利用すると、
コミュニティがぐらついてしまいます。
コミュニティを率いるリーダーとして社会的権威を利用する、
という自覚は忘れないようにしましょう。
どういう場面で利用するかというと、
リーダーの話の流れの一環として引用するというスタイルが、
自然でいいですね。
話の主体は、リーダー。
引用される人は、そのリーダーの話に付随するものであり、
説得力を増強するものです。
よくあるパターンが、
価値観も世界観もよく分からない
肩書きだけはある人をずらずらと並べて、
実績やデータ、正しさのアピール、
1人目、2人目、3人目・・・
とやっていくパターンです。
それだと、胡散臭くなってしまいます。
コミュニティメンバーとの距離が縮まないのです。
実績があればいいというものではないので、気をつけましょう。
リーダーが主、引用が従という関係で言えば、
社会的権威に頼ってばかりのリーダーになるのも避けましょう。
主従関係を間違えなければ、リーダーに箔(はく)がつくようなことでも、
社会的権威が主になってしまうと、メッキとなって剥がれてしまい、
信頼を失うことになってしまいます。
それでは、コミュニティは維持できません。
うまく社会的権威を利用していきましょう。
そうすれば、コミュニティを育てることにつながりますので。
さいごに
僕が今回、リーダー論を学んでいるのは、
木坂健宣(きさかたけのぶ)さんという方です。
リーダー論だけでなく、ビジネスや世界情勢、生き方なども発信されてます。
深い人間哲学が裏打ちにあったうえでのビジネス展望など、
とても面白いので聞いてみてください。
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