ディスオーダー(障害)と生活秩序の関係

ディスオーダー(障害)と生活秩序の関係

日本語で「障害」と訳される言葉の中に、

ディスオーダー(disorder)という言葉があります。

 

order は、秩序、順序、整列などの意味です。

dis は、その後に続く言葉を、否定する言葉です。

つまりdisorderは、「無秩序、乱れ」などを意味します。

 

 

人間は、秩序がないと生きていけません。

人がうまく生きていくために、

生活秩序(オーダー)が組み編まれてきました。

人は、オーダーの中に生まれ落ち、

オーダーに従い生きていくのです。

 

しかし、既存の生活秩序は、

あらゆる人に適応できるわけではありません。

どこかしら、ズレや違和感を感じるものです。

 

既存の生活秩序(オーダー)からあまりにもズレる(ディス)と、

「この人は、ディスオーダーだ」と呼ばれます。

 

問題は、

オーダーに適応できる人から見たら、ディスオーダーということであって、

ディスオーダーと見なされた本人にとっては、周りこそディスオーダーなんですね。

それを証拠に、

いわゆるディスオーダーの人を中心に作られたレストランでは、

いわゆる健常者の方が、過ごしにくいのです。

 

 

とくまる
公務員タスク管理の人
「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう!
うまく仕事ができずに悩んだ20代。
タスクシュートを中心としたタスク管理を始めてから、自治体独自の制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。
制約の多い公務員のためのタスク管理を研究中。
愛用はTaskChute2。
自分史/発達障害/子育てパパ
※発信は所属する組織とは関係なく、個人の見解です。