Todoistタスクマネジメント講座【5ステップ入門編】⑤チェックリストの見直しは一週間に一回で

Todoistタスクマネジメント講座【5ステップ入門編】⑤チェックリストの見直しは一週間に一回で

 

第1講:抱えているすべてのタスクを、1つのリストに集約する。

第2講:すべてのタスクが集まったリストで、優先順位に並び替える。

第3講:最優先のタスクの数を20個に絞る。

第4講:大きいタスクは小さく分ける。


 

これまでに、

抱えているすべてのタスクを書き出してみたり、

大きいタスクを細かくしてみたり、

けっこうな手間がかかっていますね。

 

 

こうして苦労して作り上げたチェックリストは、

不思議なことに、

書き終わったとたんに、肩の荷が降りて、

また見たいとは思わなくなるものです。

完成!!みたいな感じで。

 

 

生き方の軸

一方で、世の中の動きは止まることはありません。

身に降りかかってくることも、

やりたいと思うことも、

やらなきゃいけないことも、

どんどん変わっていくのです。

 

 

それなのに、ToDoリストでは、

時が止まっている。

 

それでは、いつの間にか優先順位も変わっていますし、

すべてのタスクを書き出したつもりが、

すべてではなく漏れが出てきてますし、

細かくしてない大きなタスクも発生しています。

 

 

チェックリストの信頼が落ちており、

見てもしかたなくなり、

結果的にはまた、

行き当たりばったりの判断をしてしまいます。

 

 

行き当たりばったりの生き方は、

理想的な生き方とは、

ほど遠い状態になっているでしょう。

 

優先順位の整理されたオープンリストは、

あなたの生き方の軸なのです。

 

上の方に選抜された最優先の行動リストには、

あなたの価値観や志、

生き方などが凝縮されています。

 

この軸に沿って行動するからこそ、

外でもない、あなたらしい人生になるのです。

 

 

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大事なことをほったらかしの人生

オープンリストをほったらかしにするということは、

自分らしい人生を放棄するということです。

 

変化の早い世の中においても、

あなたらしい人生を貫いていくためには、

自分軸をきちんと見直していく

という作業が不可欠になります。

 

あなたが何を大事にし、

何に対してあなたの人生を注いでいくのか。

 

 

Todoistがあるおかげで、

自分軸の見直しは、

とても効率的です。

 

忙しい毎日の中で、

生き方の見直しを確実にさせてくれます。

 

 

見直しの作業

見直しをする中で、

ある程度時間が経ってからオープンリストをのぞいてみると、

あるべきタスクが書かれていなかったり、

第2優先だったタスクが、第1優先になっていたりします。

 

そこでまずは、

タスクを書き足すこと。

そして優先順位を付け直すことをします。

 

 

優先順位のつけ方は、

第2講:すべてのタスクが集まったリストで、優先順位に並び替える。

でもご説明しましたね。

フラッグの色を付け直すということです。

▲4色のフラッグ(旗)が、優先度です。

 

優先順位を付け直す作業だけをすると、

オープンリストにあるフラッグの色は、

バラバラになります。

 

一定時間が経つと、

これほどまでに優先順位が変わるものなんだな〜

ということです。

 

 

もし、紙ベースで書いていたら、

1つ1つ書き直すことになるでしょう。

しかし、デジタルツールであるTodoistであれば、

一気に並び替えが可能になります。

 

 

ワンクリックで、一気に並び替えをする方法については、

第2講:すべてのタスクが集まったリストで、優先順位に並び替える。

でも、ご説明致しました。

 

ここでも、おさらいで簡単に載せておきますね。

▲並び替えるためのメニューを出します。
▲「優先度で並び替え」を選びます。
▲ドドーン!!!!

 

 

 

オープンリストは見直す

オープンリストは、柔軟性があり、強さもあります。

変化する世の中に対し、

自分は何をしたいか、

次はどのような手を打っていきたいか、

やろうと思っていた何をやめておこうか、

柔らかく対応できます。

 

柔らかいからこそ、強いのです。

 

オープンリスト無くして、

頭の中だけでやろうとすると、

「いま目の前に現れること」

に左右されがちになります。

 

だから、

一貫して自分の軸を指し示してくれるコンパス

が必要なのです。

そのコンパスを一歩一歩実現していくのが、

ここでお伝えしている「オープンリスト」です。

 

 

ただし、オープンリストには、

見逃してはならない要素があります。

 

それは、鮮度です。

 

 

世の中の動きはとても早く、

その中で生きる私たちは、

どうしても翻弄されがちです。

 

やりたくなくても対応しなければならない、

あれやこれやが降りかかってくるものです。

 

それが、モヤとなり、ノイズとなり、

大事な生き方を、コンパスを、

曇らせてしまうのです。

 

 

モヤモヤを晴らすために、

オープンリストをクリアにし、鮮度をあげるのが、

見直しという作業になります。

 

 

見直しのペース

オープンリストの見直しによって、

モヤモヤがかかった優先順位が、

クリアになることがわかりました。

 

では、どのくらいのペースで見直すのがよいですかね?

 

 

日々、変化のある世の中で過ごしていて、

やらなきゃいけないこと、

やりたいことにモヤがかかってくるのは、

どのくらいでしょうか。

 

 

会社員であろうと、主婦であろうと、

月曜日と金曜日の間で、

優先順位がずいぶん変わっていることは肌身で感じてますよね。

 

鮮度が高く、ちゃんと使えるチェックリスト。

自分の行きたい道をきとんと指し示してくれるチェックリスト。

そのように、人生の相棒とするのであれば、

1週間に1回は、見直す作業が必要になってきます。

 

 

パターン化すれば、見直しの作業も楽になってくるので、

どの曜日、

どの時間帯に、

オープンリストの見直しをするか決めてみましょう。

 

 

やりたいことに集中!

さあ、以上で5回にわたるTodoistのタスクマネジメント講座【入門編】は、

終わりになります。

 

Todoistを使って、

頭の中でモヤモヤしている想いをクリアにし、

「今は、これをやりたいんだ!」

というミッションに集中していきましょう(^^)

 

 

とくまる
公務員タスク管理の人
「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう!
うまく仕事ができずに悩んだ20代。
タスクシュートを中心としたタスク管理を始めてから、自治体独自の制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。
制約の多い公務員のためのタスク管理を研究中。
愛用はTaskChute2。
自分史/発達障害/子育てパパ
※発信は所属する組織とは関係なく、個人の見解です。