Todoistタスクマネジメント講座【5ステップ入門編】④タスクを細かくして実行力を高める

Todoistタスクマネジメント講座【5ステップ入門編】④タスクを細かくして実行力を高める

それでは、Todoistタスクマネジメント講座の入門編 第4講の始まりです。

 

第1講:抱えているすべてのタスクを、1つのリストに集約する。

第2講:すべてのタスクが集まったリストで、優先順位に並び替える。

第3講:最優先のタスクの数を20個に絞る。

 

というところまできました。

 

 

第4講では、さらに加速する方法をお伝えいたします。

それは、細分化ということです。

 

 

タスクに手が付かない理由

やろうやろうと思っていても、

なかなか進まないタスク。

進まないどころか、

手すらつけられないタスクがありますよね。

 

 

その原因の1つに、

そのタスクには大きな時間がかかる

ということがあります。

 

 

時間がとてもかかるので、

時間があるときにやろうとします。

まとまった時間をつくろうと思います。

 

でも、

なかなかまとまった時間なんてとれないものです。

 

 

まとまった時間がとれないので、

なかなか手をつけられないし、手をつける気にならないのです。

 

 

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まとまった時間→小分けの時間

では、どうすればいいかというと、

そのタスクを細かくするということです。

 

 

下の図は、

白の空欄がスキマ時間であることを示しています。

▲2時間のまとまった時間はどこにもない・・・

1日の中で、

スキマ時間は、細かくあります。

 

でも、「2時間のまとまったスキマ時間」はありません。

 

 

そこで、2時間かかるタスクを、

15〜30分ごとのタスクに細分化してみましょう。

 

例えば、

冷蔵庫の掃除をするのに、2時間かかるとします。

2時間かかる冷蔵庫掃除を、

一気にやろうとするならば、

それはなかなか時間が確保できません。

 

 

そこで、

  • 冷蔵庫の外側だけ拭く(15分)
  • 冷蔵庫の内扉だけ拭く(15分)
  • 冷蔵庫の内側を掃除する(30分)
  • 冷凍庫を掃除する(30分)
  • 製氷器を掃除する(15分)
  • 野菜室を掃除する(15分)

というように、

「冷蔵庫を掃除する」(2時間)という大きなタスクを、

細分化してあげるのです。

 

するとどうなるかというと、

▲スキマ時間でできるようになった

スキマ時間に当てこむことで、

大きなタスクを完了することができるんですね。

 

 

Todoistの細分化機能

Todoistには、細分化機能が付いています。

素晴らしいですね。

 

それは、〈サブタスク〉機能です。

▲親の下に、サブがぶら下がってます。

大きいタスクを<親タスク>と呼びます。

それを分解して小さくし、

下にぶら下げたのが<サブタスク>です。

 

▲これは、スマホ画面

 

 

こうして、簡単に細分化ができるのが、

デジタルツールのいいところの1つです。

 

 

▲デジタルならではの直感的な操作

 

登録したタスクを、横に引っ張ってサブタスクにします。

 

Todoistでは、タスクを左右に動かすだけではなく、

上下に動かすこともできます。

上下に動かせば、順番を変えることにもなりますね。

 

う〜ん、ワクワクしてしまいます。

 

 

細分化によって高まる実行力

実は、細分化することで、

スキマ時間を生かせるということのほかに、

もう1つの実行力を高める効果があります。

 

それは、

タスクが小さければ、他人に依頼できる。

ということです。

 

「冷蔵庫を掃除しておいて〜」

とは頼みにくくても、

「冷蔵庫の外側だけ拭いておいて〜」とか、

「氷だけ出しといて〜」とかは、

頼みやすいでしょう。

 

 

別に、すべてあなただけがやる必要はないのです。

他の人と協力しながら、進めていけばいいじゃないですか。

 

 

他の人にやってもらうことで、

あなたの時間に余裕ができるので、

自分にしかできないタスクを進めるのもよし。

ゆったりするのも、よしです。

 

 

さあ、どうしてかなかなか手がつかないタスクや、

めんどくさいと思ってしまうタスクは、

サブタスク機能を使って細分化してみましょう。