Todoistタスクマネジメント講座【5ステップ入門編】④タスクを細かくして実行力を高める

それでは、Todoistタスクマネジメント講座の入門編 第4講の始まりです。
第1講:抱えているすべてのタスクを、1つのリストに集約する。
第2講:すべてのタスクが集まったリストで、優先順位に並び替える。
というところまできました。
第4講では、さらに加速する方法をお伝えいたします。
それは、細分化ということです。
タスクに手が付かない理由
やろうやろうと思っていても、
なかなか進まないタスク。
進まないどころか、
手すらつけられないタスクがありますよね。
その原因の1つに、
そのタスクには大きな時間がかかる
ということがあります。
時間がとてもかかるので、
時間があるときにやろうとします。
まとまった時間をつくろうと思います。
でも、
なかなかまとまった時間なんてとれないものです。
まとまった時間がとれないので、
なかなか手をつけられないし、手をつける気にならないのです。
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まとまった時間→小分けの時間
では、どうすればいいかというと、
そのタスクを細かくするということです。
下の図は、
白の空欄がスキマ時間であることを示しています。

1日の中で、
スキマ時間は、細かくあります。
でも、「2時間のまとまったスキマ時間」はありません。
そこで、2時間かかるタスクを、
15〜30分ごとのタスクに細分化してみましょう。
例えば、
冷蔵庫の掃除をするのに、2時間かかるとします。
2時間かかる冷蔵庫掃除を、
一気にやろうとするならば、
それはなかなか時間が確保できません。
そこで、
- 冷蔵庫の外側だけ拭く(15分)
- 冷蔵庫の内扉だけ拭く(15分)
- 冷蔵庫の内側を掃除する(30分)
- 冷凍庫を掃除する(30分)
- 製氷器を掃除する(15分)
- 野菜室を掃除する(15分)
というように、
「冷蔵庫を掃除する」(2時間)という大きなタスクを、
細分化してあげるのです。
するとどうなるかというと、

スキマ時間に当てこむことで、
大きなタスクを完了することができるんですね。
Todoistの細分化機能
Todoistには、細分化機能が付いています。
素晴らしいですね。
それは、〈サブタスク〉機能です。

大きいタスクを<親タスク>と呼びます。
それを分解して小さくし、
下にぶら下げたのが<サブタスク>です。

こうして、簡単に細分化ができるのが、
デジタルツールのいいところの1つです。

登録したタスクを、横に引っ張ってサブタスクにします。
Todoistでは、タスクを左右に動かすだけではなく、
上下に動かすこともできます。
上下に動かせば、順番を変えることにもなりますね。
う〜ん、ワクワクしてしまいます。
細分化によって高まる実行力
実は、細分化することで、
スキマ時間を生かせるということのほかに、
もう1つの実行力を高める効果があります。
それは、
タスクが小さければ、他人に依頼できる。
ということです。
「冷蔵庫を掃除しておいて〜」
とは頼みにくくても、
「冷蔵庫の外側だけ拭いておいて〜」とか、
「氷だけ出しといて〜」とかは、
頼みやすいでしょう。
別に、すべてあなただけがやる必要はないのです。
他の人と協力しながら、進めていけばいいじゃないですか。
他の人にやってもらうことで、
あなたの時間に余裕ができるので、
自分にしかできないタスクを進めるのもよし。
ゆったりするのも、よしです。
さあ、どうしてかなかなか手がつかないタスクや、
めんどくさいと思ってしまうタスクは、
サブタスク機能を使って細分化してみましょう。