できるかぎり忘れることこそ、優秀な証になる

人の頭は、覚えることはそれほど得意ではありません。
頭の中で記憶したり、考えたりできるのは、
だいたい7つと言われています。
この7つ。
重要なことだろうが、なんでもないことだろうが、
関係ないようです。
とっても重要なことを7つ覚えていても、
「あ、靴ひもがほどけてる。結ばなきゃ。」
と思った瞬間、1つ失います。
怖いですね。
仕事ができる人は、メモ魔です。
思いついたことは、メモをしておき、あとは忘れてしまう。
すると、ひらめきはメモに残っており、
頭の中には余裕があるので、新しいものが入ります。
「いかに多くのことを記憶しておけるか?」が、
優秀であることの証明である時代は、かつてありました。
これからは、
「いかに多くのことを忘れることができるか?」が、
優秀であることの条件です。
なるべく多くのことを忘れ、新しいものをどんどん頭の中で生み出していく。
それが、優秀の定義になります。