タスク管理は、ブースターなんだよな。

タスク管理は、やりたいことの実現を、大いに助けてくれます。
でも、タスク管理をすることによって、自分のミッションが見つかるわけではありません。
自分の夢が叶うわけではありません。
タスク管理は、あくまでブースターです。加速機です。
もし間違っている方向や違和感のある方向へ進んでいたら、どんどんおかしなことになって、虚しくなって、人生に失望していくことになります。
まずは「あり方」を納得させるのが先です。
「そうだ。自分はこれをやりたいんだ。これを実現したいんだ。こうありたいんだ。」という「あり方」があって、そこへ向かうために加速していく。
それがタスク管理です。
とはいえ、「あり方が分からねえ」という状態は長くあります。
でも、タスク管理が意味のないものではありません。
貴重な時間を使って、ありったけもがき続けるためにも、タスク管理は有効です。
もがくためには、考えて考えて、動いて動かなければなりません。
目の前のことだけに振り回されていたら、もがくための考察や実行に時間が割けません。
タスク管理をして、時間コントロールを自分の手に握って、もがいてもがいてもがきまくることができるのです。
クラウド時代のハイブリッド手帳術
posted with amazlet at 15.11.03
倉下忠憲
シーアンドアール研究所
売り上げランキング: 309,855
シーアンドアール研究所
売り上げランキング: 309,855