責任のある仕事をしているんだから、大変なのは当たり前じゃないか
係長って、大変だな。
重要な判断を求められるし、それが即断でパシパシ求められる。
判断をミスると、大きな影響を及ぼす。
部下へ指示を出すことも多いので、係長の動きが遅いと、部下たちの動き出しも遅くなる。
多忙な部下たちには、なるべく余裕を持って動いて欲しいし、そのためにはスケジュールに余裕を持って仕事を振ることが重要だ。
だから、「この日までに仕上げないと」というプレッシャーも高い。
残業は常態化。
生まれたばかりの子を含む小さい子3人を家でみているから、夜はなるべく早く帰りたい。
かみさんが大変だし、かみさんの余裕がなければ、子どもへの当たりも強くなる。
だから、早朝出勤して、夜は早く帰りたいのに、けっきょく早くなんて帰れないじゃないか!
かと言って、無理して残業を切り上げれば、今度は休暇が取れなくなる。
仕事量が多いから、残業するか、休暇を取らないか、どちらかしかない。
帰宅したって、休暇を取ったって、緊急の連絡が携帯電話にかかってくることもある。
携帯電話は、常に気がかりだ。
緊急の連絡があるかもしれないから。
だから、家にいたって、完全に気が休まるわけでもない。
会社に対して、どれだけ家族やプライベートの時間を犠牲にしなければならないんだろう。
こういう働き方しかないのだろうか。
それでも僕は、こうして自分に言い聞かせている。
責任のある仕事をしているのだから、大変なのは当然じゃないか。
これが、けっこう効く言葉なんだな。