身近なものを、身近な人でやりくりするコミュニティ経済は、世界恐慌からの防波堤になり得る

身近なものを、身近な人でやりくりするコミュニティ経済は、世界恐慌からの防波堤になり得る

僕には、漠然とした金融不安があります。

実態を伴わないマネーの氾濫が、いつか実体経済に襲いかかり、経済システムを立ち行かなくさせるのではないか。

働けどもマネーが回ってこず、物品も回ってこず、貧窮状態に陥るのではないか。

そのような不安があります。

 

 

とは言え、実態を伴わなくてもマネーは世界中を飛び回り、確かに価値あるものにもマネーが流れ、それはそれで経済を動かしています。

人間は、生きるために物品が必要だし、物品を手に入れるにはマネーが必要です。

生きるために最低限な物品が必要なだけでなく、より多くを望みたいものですから、やっぱりマネーは人々に求められ、投機的な動きであっても流れを止めません。

 

それでも、手の届く範囲では、安心を確保したい。

投機ゲームなんかに左右されない、災害にも左右されない、生きていくために必要な経済を、身近な範囲で回せるだけのシステムが欲しいと思っています。

 

そういったイメージに対する一つの答えが、「里山資本主義」に関する著作で、垣間見える気がします。

身近にあるものを活かして生活する。

身近にいる人で生活する。

遠くのどこかで生産されるものにしか頼れないと、遠くのどこかとつながりを失った時、孤立してしまいます。

身近にあるものを、身近にいる人でやりくりしていくと、世界的な動きからコミュニティを護る防波堤になり得るのです。

 

 

僕が専門とするのは〈福祉〉ですが、そういった身近な経済システムと深く関連するものでありたいと思います。

仕事、生きる希望、居場所、安心、やりがい、幸せ。

福祉と経済は、無縁ではない。相棒だ。

 

 

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