自分だけの原理原則をプログラミングしておくことで、フットワークを軽くできる
フットワークは、軽くありたい。
そう思っています。
「おっ、なんか問題ありそうだな。行ってみるか。」
「はい。じゃあ、すぐ確認しておきます。」
ササッ、サササッ!
フットワークの軽い時、重い時を意識していると、どのような時に違いが出るのか、わかってきました。
それは、「想定の範囲内かどうか」ということです。
・そのような事態が起こるのを想定していたかどうか。
・それが、自分の役割の一部と想定していたかどうか。
・それが、自分のやるべき仕事と想定していたかどうか。
このような条件によって、ふっと腰が軽くなったり、重くなったりします。
それは、もともと無駄なエネルギーの消費を抑えておこうとする脳の、本質的な機能にも関係しているでしょう。
「この状況になったら、動け」
というプログラムをあらかじめ仕込んでおけば、脳は行動をすぐに許可してくれます。
それが、想定の範囲内ということです。フットワークの軽さにつながります。
でも、想定していなければ、プログラムを組むところから始めなければなりません。
それが、想定外による行動の停止、あるいは躊躇です。フットワークの重さにつながります。
ということは、フットワークを軽くするためには、いろんな状況にも対応できるように、プログラミングの量を多くしておくことが大事ということでしょうか。
それもあるでしょう。
でも、プログラミングが多ければ、バグも生じやすいものです。
バグを少なくして機能させるには、シンプルで強力なプログラムの方がいいに決まっています。
それは、経験に基づき、反省し、練りこんだ上にできた、自分だけの原理原則ということになります。