かみさんが妊娠中につき、家事・育児をがっつりしてます。ちゃんと休暇をください。
かみさんが、3人目を妊娠しています。
つわりがひどくて、食べたら、吐く。
1日に、4〜5回は吐いてますね。
吐くからといって、何も食べないわけにはいきません。
かみさんも生きているわけだし、お腹には宿ったばかりの生命があるのです。
むしろ、いつもより栄養をとってほしいくらいです。
でも、食べたら、気持ち悪くなって、吐く。
吐くのをがまんしつつ、でも気持ち悪いので、吐く。
吐くと、楽になる。
体がずっと緊張状態で、筋肉痛になるほどだって。
まともに歩くこともできず、中腰で歩いては、布団に潜り込んで横になる。
出産は命がけだってなんとなく分かるけど、妊娠中だって命がけだ。
僕は今、管理職じゃないし、休暇ももらいやすい立場にはある。
今日も、2時間だけ時間休をもらって、動けないかみさんに代わって食材を買い、子どもらの保育園グッズを片付け、風呂に入れ、慣れない夕食作りをし、「ごはん、いらない」なんてクソみたいな言葉を子どもに言われつつ、食器の片付けを終えて、今パソコンに向かってる。
これ、母子家庭だったら、もう、無理だよな。無理。
母は、命を縮めるかのように家事育児をやり、当然のように思い通りにならない子どもたちに嫌気がさしてしまうだろう。父親がいたって、仕事にばかり時間が取られて、実質的な母子家庭みたいな家庭はたくさんある。
少子化対策とか言っても、安い労働力としての「女性の活躍」が優先で、労働力の邪魔になる子どもは、育ちの保障というより「託児できればそれでいいでしょ。」みたいな貧弱な保育じゃ、子どもは増えないしなんだか産まれた子にももうしわけなくなってくる。
僕の子育て実感から言える、家庭で育てられる子供の人数は以下の通り。
父親が不在な家庭では、子どもはせいぜい1人。
夫婦共働きだったら、夫婦ともに定時あがりできれば、やっとなんとか2人は育てられるだろう。どちらかが長時間労働であれば、2人育てるのはかなり厳しい。
夫婦共働きで、子どもを3人育てるなら、定時上がりに加えて、年休、病休、子の看護休など、状況に応じて使える有給休暇もしっかり使えれば、なんとかなんとかいけるかな。超多忙だけど。
別に、特別に休ませてくださいと言ってるわけじゃないですよ。法律で決められた休暇くらい、しっかりとらせてくださいと言いたいのです。
それでもゆっくりするわけじゃないんですから。家事育児に追われるんですから。
さあ、そんなこと言いつつ、子どもたちの歯磨きをして、そろそろ寝かしつけようかな。もし寝付かなければ、絵本の一つ二つでも読んであげなきゃ。