べつに平社員だって、できることはある。上司のせいばかりにしない
思うように仕事ができないのは、上司が悪いからだ。
な~んて、思っていませんか?
僕はね、ま、たまに思います。
僕はけっこうスピーディに仕事を進めたかったり、自分の意見を職場に反映したかったりする場面があって、
「もし自分が係長なら、もっと早く、別の判断ができるのに…!」
なんて思うことがあります。
でも、係長試験の勉強会をしていただいているうちに、それが大甘の甘太郎だってことを指摘されました。
「あなたの職場ではどうかしらないけど、本庁では、平社員だろうと係長のように、他部署と連絡調整したり、意見交換したりしてるよ。」
「自分ができないことを、環境のせいにするのは、良くないね。」
ジーザス!Oh,ジーザス!
そのとおりですね。僕は、自分のできなさを、環境のせいにしていたのです。
そういえば、知り合いの施設では、最も急進的に意見を発信し、実際に事業展開を進めているのは、課長クラスの人。
部長でも、次長でもない。
役職で、勝手に制限をかけていたのは、僕でした。
かといって、平社員はやはり平社員。
越権行為は、職場で混乱を招きます。
指揮系統が乱れ、どこでどうまとめればよいのかが分からなくなってしまいます。
そこを踏まえて、
肩書はどうあれ、自分でできること、やりたいことはやればいいじゃん
をガシガシ進めていこうと思います。
具体的には、
- 「これが必要だと思うので、動こうと思います。よろしいですか?」と上司に伺う。
- 全力で、情報収集、意見収集し、資料をがっちり作り「こんな感じですが、現場に指示出してよろしいですか?あるいは、指示を出していただけますか?」と上司に伺う。
- 場合によっては、「この件に関して、ある程度権限をいただけますか?」と上司に伺い、他部署の係長級とも、直接やりとりしちゃう。
- 現場の状況をそれとなくリサーチし、よりよい方向へ持っていくべく、画策する。
こんな感じかな。
やはり平社員なんで、「上司の許可を得ながら動く」という点は押さえないといけないし、指示出しや復命の相手は、上司が良いと思います。
でも、裏でメインに動くことは可能ですよね。
地位が上がれば、できることが増えるのは確かでしょう。
だからといって、今できることもたくさんある。
なんかの本で、
2つ上の地位にいると想定しながら仕事するのが、レベルアップするコツだ
みたいなことが書かれていました。
2つ上ともなると、想像するのもけっこう難しいのですが、参考にしたいと思います。
とにかく、環境のせいにする前に、自分でできることはけっこうある!