やるべきことを、細かく・具体的に書いておくことで得られる、代表的な3つのメリット
このブログでは、
タスクは、細かく、具体的にしておく
ということを何度も推奨しています。
それによって得られる代表的なメリットを3つだけ紹介します。
やるべき仕事を目の前にして、
「さあ、どうやって手を付けようかな…」
とまず考えますよね。
「あ~、やって。こ~、やって。」
「これがまず必要だから、よし、これをやるか。」
なんて具合に。
この
「あ~、やって。こ~、やって。」
の部分。
けっこう時間もエネルギーもかかってます。
考えて生み出したものは、できるだけ有効に使いたいですよね。
有効に使いたいので、考えて出てきたものは、書き残しておきます。
しかも、細かく、具体的に。
細かく具体的に書いておくことで、再び考える必要がなくなります。
考え終わったところからスタートできるからです。
具体的であればあるほど、考えずに済みます。
TODOリストには、キーワードだけ書いておしまいにしがちですが、それではもったいないですね。
細かく・具体的に、書き残しておくのです。
同じことを再び考えるという時間やエネルギーは、他のことに使うことができますよ。
TODOリストのタスクが細かいということは、1つ1つのタスクは、短時間で終わらせられるものになっているはずです。
「あ、あと3分あるけど、どうしようかな。」
と思った時、TODOリストに書かれたものが、30分はかかるものだったら、やろうとは思わないですよね。
「これはまた今度にしよ。ちと息抜きでもするか。」
なんて選択をしてしまいます。
でも、2分で終わるタスクが書かれていたらどうでしょう。
「よし、これを済ませておこう。」
となるじゃないですか。
すると、1つ、タスクが終わるのです。
1歩、前進するのです。
僕は、このようなタイミングが、1日に30~60分ぶんくらいはあると思っています。
1か月間で、1~2日分くらいの労働時間に匹敵するんじゃないですかね。
これはもう、単純に、無駄ですからね。
もったいないですね。
TODOリストに書かれたタスクが、小さくて、短時間で終わるものなら、たいしてやる気は必要ありません。
2分程度だったら、なにかのついでにこなせるレベルです。
「仕事にやる気なんてなくてもいい」、と言いたいわけではありません。
1日のうちには、どうしても集中力に波があります。
これは、どうしようもないのです。
その波が低い時、なんかかったるい時、ボーっとしちゃう時。
考えるふりをして机に座る、とか。
見守るふりをしてボーっと立っている、とか。
そういう時間は無駄です。
でも、タスクが細かくて具体的であれば、頭が働かなくても、
「ま、これくらいならやるか。」
と手を動かすことができるのです。
確実に仕事が進むのです。
そういう意味で、やる気がなくても、仕事がちゃんと進みます。
ここに挙げたのは、代表的なメリットです。
書こうと思えば、他にもいろいろ書けます。
それを実現するには、
タスクを、細かく、具体的に、書き残しておく
これだけなんですから、簡単なものです。
どうぞ、やってみてください。