安心・信頼の事前準備は、この3つをおさえる
仕事において、事前準備ということを重視しています。
会議・イベント・雑用・来客対応・・・なんにしても事前準備が肝心です。
自分も、周囲も安心でき、信頼も得られる事前準備をするためには、3つのポイントがあるのでご紹介します。
「当然覚えているからいいや・・・」とか、「口頭で言えばいいや・・・」とか思っていると、実際の場面で忘れることがあります。
本番では、何が起こるか分からず、必ず思い出せるという保障はありません。
1つの情報漏れが、決定的な悪影響を及ぼすことだってあるのです。
また、チームワークであれば、チームメイトにとっても判断材料としての情報が必要です。
それをいきなり口頭で言われただけでは、思考が浅くなることがあります。
情報を書面に落とすことで、伝えるべきことを確実に伝えられるし、判断することができますよね。
できれば、情報を分かりやすく書面に落とし(レジュメを作成し)、事前にチームメイトへ配っておくほうが断然よいです。
本番前に、チームメイトの目線で考察してくれたり、情報を補足してくれたりして、大変効率が良いからです。
僕は、本番の1週間前にはレジュメをチームメイトへ配るというルールを自分に課しています。
情報を書面に落としきったと思っても、何かが漏れているものです。
その時は、頭の中だけでもシミュレーションを行い、他人の目線で考察してみます。
会議・イベント・雑用・来客対応・・・なんにしてもシミュレーションをしておくことで、失敗や無駄を省き、効率化ができます。
雑用にまでシミュレーションするの??
と思うかもしれませんが、たとえばゴミ出しにしたって、「今出していいのかな。袋になんか書くんだっけ。」などと軽く考えられます。
掃除するのでも、洗剤など物がそろっているか、他に使っている人がいないか、迷惑じゃないかなど、いろんな状況をシミュレーションできます。
「やろうと思ったのにできなかった。途中までやったのにできなかった」などという事態は、無駄です。
シミュレーションしておけば、防ぐことができたかもしれないのに。
他人の目線で考えたり、本番の状況を想像しておくことは、大変有効だと思います。
特に会議では、自分で議題を提出しておきながら、考察不足だったり、情報不足だったりすることがあります。
みんなでうんうんうなる時間がもったいないです。
情報が足りず、途中で離席して取りに行ったり、次回回しにしたりするのも、時間がもったいないです。
イベントだったら、「ここははずせない」とか、「ここは絶対満足させたい」とかあるでしょう。
ここだけはおさえときましょう、というポイントを意識していると、多少のことがあっても満足できるイベントに仕上がると思います。
みなさんも、事前準備に力を入れて、安心・信頼を得られる本番を実現してみませんか?